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内田洋行、図書館システムと連携し貸出データを通帳に印字可能な「読書通帳機mini」を発売
内田洋行、全国で導入が進む「読書通帳(R)」の新モデルを発売
〜「読書通帳機mini」の展開で公共図書館と学校図書館をつなぐ〜
*製品画像・参考画像は添付の関連資料を参照
株式会社内田洋行(本社:東京都中央区、代表取締役:大久保 昇、以下内田洋行)は、図書館システムと連携して貸出データを通帳に印字することのできる「読書通帳機」を、2010年より、公共図書館向けに開発し、これまで下関市立図書館をはじめとする12自治体の公共図書館に採用されております。導入後は、読書履歴が通帳に残ることで子どもの読書意欲が高まるほか、親子での図書館利用が増加するなどの効果も見受けられ、地域活性化につながるものとして注目されております。
こうした「読書通帳機」への関心が高まり、内田洋行では、新たにコンパクトモデル「読書通帳機mini」を開発いたしまして、2015年11月20日より、発売を開始いたします。
このコンパクトモデル「読書通帳機mini」は、図書館の既存のカウンターの上にも設置を可能としたほか、低価格化を実現いたしました。地方公共図書館への導入に加えて、新たに全国の小中高の学校図書館への展開を図ってまいります。この「読書通帳機mini」によって、公共図書館と学校図書館とを結んで、「読書通帳」を通じて家庭で読書が促進されることが期待されます。
【「読書通帳機mini」の主な特長・仕様】
新たに発売する「読書通帳機mini」の特長は、以下の通りです。
●「読書通帳機mini」の概要
「読書通帳機」は銀行の通帳のように、図書館の本や資料の貸出履歴を記録することのできるシステムです。「読書通帳」にはICタグが埋め込まれており、通帳を「読書通帳機」に入れるだけで借りた本の情報が簡単に印字されます。読書の履歴を見える化し、児童の「もっと読みたい」意欲が促進され、図書館に通う楽しみが増えています。また、親子で図書館に通う姿が増え、図書館が地域全体のコミュニケーションの場となります。
●「読書通帳機mini」の主な仕様
図書館システムと連携して貸出データが印字されます。通帳に貼付されたICタグから個人認証を行い、専用サーバーによって読書通帳機を管理します。通帳に貸出日や書名などを印字し、タッチパネルモニタで誰にでも簡単に操作できます。
・外形寸法:430(幅)×550(奥)×430(高)mm、重量:35kg
・材質:スチール、アクリル
・定格電圧:AC110V・通帳プリンター、タッチパネル式モニタ
・組込式:Windows PC
・通帳:ISO15693/18000−3 仕様ICタグ付き
【発売日・販売価格】
■発売日:2015年11月20日
■販売価格:85万円〜(税別:通帳、システム連携、サーバー関連費用は別途)
■販売目標:3年後に200セット
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
※「読書通帳」は内田洋行の登録商標です。