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デンソー、パワーコントロールユニットなどトヨタ新型プリウスに搭載される製品を開発
デンソー、トヨタ新型プリウスに搭載される製品を開発
〜環境性能と安全性能の向上に貢献〜
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、トヨタ自動車株式会社と共同で新型プリウス向けの製品を開発しました。環境分野では小型軽量化された新型パワーコントロールユニットとモーターステーターを共同で開発、安全分野ではミリ波レーダーと画像センサー、およびITS Connect対応車載機を共同で開発し、衝突回避支援などの安全機能の実現に貢献しています。また、カーエアコンシステム省動力化により、快適性と環境性能の両立に貢献しています。
<環境性能の向上に貢献>
1.パワーコントロールユニット
パワーコントロールユニットは、電池からモータージェネレーターに流す電流を調整するインバーターなどを備えた製品です。車両の高機能化、高性能化に伴い、小型化、高出力化が求められており、今回開発した新型パワーコントロールユニットは、冷却構造の改善や電子制御回路の集積化によって、従来のプリウス搭載品に比べて約33%の小型化を実現しています。
2.モーターステーター
ハイブリッド車に搭載されているモーターは、車両を駆動する機能とブレーキング時に発電する機能を併せもちます。ステーターは、モーターの基幹部品で、コイルに電流を流すことで磁力を発生させローターを回転させます。
今回、デンソーはトヨタ自動車株式会社と共同で、独自の新しい巻線方式を用いた高回転モーター用のステーターを開発し、従来のプリウス搭載品に比べ2割以上の軽量化を実現しました。
※参考画像は添付の関連資料を参照
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上