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パナソニック、PoE/PoE+の給電機能付同軸−LANコンバーター3機種を発売
既設の同軸ケーブルを利用してネットワークカメラを接続できる
PoE/PoE+の給電機能付 同軸−LANコンバーターを発売
*画像入り製品概要・表資料は添付の関連資料を参照
パナソニック システムネットワークス株式会社(代表者:片倉 達夫)は、映像セキュリティ関連製品として、同軸−LANコンバーターの新製品3機種を2015年12月に発売します。本製品は、アナログカメラ等で使用している既存の同軸ケーブルを活用することでネットワーク(IP)カメラの接続ができるほか、PoE/PoE+方式に準拠した給電機能で電源確保が困難な場所にもネットワークカメラの設置を可能とするものです。
新製品は、新たに4チャンネルタイプを加えたレシーバー側アダプター2機種と、カメラ側アダプター1機種です。PoEに加えてPoE+ (プラス)にも対応したネットワークカメラへの給電機能を備えているため、既設の同軸ケーブルを使用して、比較的消費電力量の大きいパン・チルト・ズームカメラとの長距離配線を実現します。
パン・チルト・ズームカメラや360度全方位カメラ等のラインアップの充実により、アナログカメラからIPカメラへの移行が進む中、本製品を活用することにより既存の同軸ケーブルを使うことでスムーズな導入ができるほか、Ethernet(100BASE−T)によるLANに比べ、約2倍から最大20倍(約200mから最大2km)の長距離配線が可能になります。
当社は、今後も映像セキュリティ関連製品のラインアップを一層強化し、ますます多様化するお客様のニーズに応えていきます。
<主な特長>
1. レシーバー側は従来の1チャンネル・モデルに加えて、4チャンネル・モデルを新たに追加
2. PoE+給電機能付で、屋外パン・チルト・ズームカメラも同軸ケーブルで接続
3. 最大2kmまでの長距離、TCP:35Mbps以上、UDP:45Mbps以上の高速伝送が可能
【開発の背景】
パン・チルト・ズームカメラや360度全方位カメラ等のラインアップの充実により、昨今、アナログカメラからIPカメラへの移行が進んでいます。しかし、IP化に伴うネットワークケーブルの新規敷設のコストの問題から、既存の同軸ケーブルを活用したIP化の要望が多くありました。このような要望から当社は2010年7月にアナログ監視カメラで使用されている同軸ケーブルをそのまま活用し、ネットワーク(IP)カメラの接続を可能とするPoE対応の「同軸−LANコンバーター」(BY−HPE11KT)を発売し、好評を博してきました。
このような中、ユーザーからはポート数の増加やPoE+に対応したものへの要望が多くありました。これらの要望に対応し、4チャンネル対応のレシーバーを追加するとともに、PoE+にも対応した新製品3機種を開発しました。
*主な特長などリリース詳細は添付の関連資料を参照
【お問い合わせ先】
パナソニック システムネットワークス株式会社
パナソニック
システムお客様ご相談センター
[映像セキュリティホームページURL]http://panasonic.biz/security/
TEL フリーダイヤル 0120−878−410
(受付:9時〜17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
以上