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サカタのタネ、ポットカーネーション「プリティ いちご」鉢物を販売

2011-04-07

小鉢(※1)用では国内トップシェアを誇る『プリティ』シリーズに待望の新色

ポットカーネーション『プリティ いちご』の鉢物出荷が開始

母の日のギフトにぴったりな鮮明な赤色が登場


 サカタのタネが開発したポットカーネーション『プリティ』シリーズの新品種『プリティ いちご』の鉢物が、2011年4月下旬から市場を通じて出荷されます。『プリティ』シリーズは、草丈10〜12cmの小さな株に花径3〜4cmの花を咲かせる小鉢用品種で、1988年の発売以来、高い人気を誇るポットカーネーションです。以前、花弁が赤色の「プリティ スカーレット」を販売していましたが、生産面での課題がありました。『プリティ いちご』は、栽培がしやすく、イチゴのような真っ赤な花色をもつ待望の新品種です。同品種の発売により『プリティ』シリーズは、全6色6品種のラインアップとなります。

 ちなみに今回出荷される鉢物は、苗の供給量に限りがあったことから、生産者向けの限定販売株から生産されたものです。2011年5月上旬から広く全国の種苗店などを通じて生産者向けに苗の受注を開始します。出荷形態はボックスプラグ※2苗1,000本/箱で、税込み希望小売価格は64,050円(出荷時期により変動)です。本格販売初年度(2011年6月〜2012年5月)の売上目標金額は、『プリティ いちご』のみで2,000万円です。
 
当社が1988年に発売した小鉢用のポットカーネーション『プリティ』シリーズは、草丈10〜12cmの手のひらサイズの株に、花径3〜4cmの小ぶりな花をたくさん咲かせる品種です。ポットカーネーションのなかでも、鉢の大きさが3〜3.5号(9〜10.5cm)程度の小鉢用品種は、母の日に小さな子どもでも購入しやすい手ごろな価格と、コンパクトでほかの花材と組み合わせやすいことなどから、高い人気があります。

 『プリティ』シリーズは、生産者にとってもさまざまなメリットがあります。同シリーズは、すべて「プリティ ローズ」の枝変わり※3品種で、草丈、草姿、生育速度、開花期がよくそろうため、同じ施設でほぼ同一の管理ができます。これまでの品種の多くは、出荷するまでに摘芯を2、3回行う必要がありますが、同品種は分枝性に優れるため摘芯が1回で済み、栽培の手間を省くことができます。また従来、温室やハウスで12〜15℃程度に加温が必要な品種が多いなか、同品種は低温伸長性と低温開花性に優れることから、冬期でも5〜8℃程度で栽培ができます。したがって、需要最盛期となる5月の母の日に開花を合わせやすく、加温に必要な重油代や電気代を節約できることからコストパフォーマンスが高く、地球温暖化の緩和にも貢献できる画期的な品種です。このような特長が評価され、発売から20年以上たった現在も、小鉢用ポットカーネーションのなかで約80%※4の高いシェアを誇る人気シリーズです。


 ※ 商品画像などは、関連資料参照

お問い合わせ先
 株式会社サカタのタネ 花統括部 電話045−945−8804

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