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三井住友海上、マレーシアでタカフル事業会社へ出資完了
マレーシアにおけるタカフル事業への出資完了について
三井住友海上火災保険株式会社(社長:柄澤康喜)は、既に3月1日付でマレーシアの監督当局より認可を得ていたホンレオングループ(マレーシアの有力コングロマリット)傘下のタカフル*事業会社への出資を4月1日付で完了いたしました。このたびの出資完了により、2010年9月に提携をスタートした損保事業・生保事業とあわせ、ホンレオングループとの総合提携事業の形が整いました。
当社では、持続的な成長の実現に向けた戦略の1つとして、海外における損保事業・生保事業への積極的な事業投資を掲げております。今回のタカフル事業への新規参入実現により、アジア市場において安定的な事業基盤の確立に向けた取組みをさらに加速してまいります。
(*イスラム金融における保険類似事業)
1.ホンレオングループのタカフル事業会社概要
※添付の関連資料を参照
2.株式の取得形態
当社がホンレオングループのタカフル事業会社の既存株式の35%を取得(取得金額は約907百万円:33.6百万マレーシアリンギット)します。当社は、役職員の派遣等を通じてタカフル事業のノウハウを獲得するほか、生損保事業で培ったノウハウをもとに販売力強化等を行い、生損保事業とのシナジー効果を追求します。
3.資本参加後の展開
(1)既にホンレオングループと2010年10月より展開している損保・生保のクロスセリングに、タカフル商品を加えることで、総合力を活用した保険販売を実現し、代理店の販売力を強化します。
(2)三井住友海上およびホンレオングループのブランド力・事業基盤・保険事業ノウハウの相乗効果により、MS&ADインシュアランスグループの企業価値の更なる向上を図ります。
添付別紙:ホンレオングループの概要、タカフルについて
以 上