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三菱商事、インドネシアで「オレンジ・カウンティプロジェクト」内の分譲住宅開発に参画

2015-10-31

インドネシアオレンジ・カウンティ分譲住宅開発事業への参画について


 三菱商事株式会社(以下、当社)は、インドネシアの大手財閥Lippo Groupの子会社であるLippo Cikarang社(以下、リッポ社)が推進する大規模開発事業「オレンジ・カウンティプロジェクト」(以下、総称して「OCプロジェクト」)内の分譲住宅開発(G/H棟)に参画致します。

 OCプロジェクトはリッポ社がジャカルタ東部チカラン地区において、1980年代後半から開発を進めている約3,000haの工業団地を中心とした開発エリアの中心に、ジャカルタ東部の新都心として開発する322haの大規模タウンシップです。OCプロジェクトはオフィス・住宅・商業施設・学校・病院などの都市機能を充実させ、居住人口7.2万人、昼間人口15万人が集う都市を新たに創造するプロジェクトです。当社はリッポ社と合弁会社を設立し、OCプロジェクト第1期開発(敷地面積:13.5ha、用途:分譲住宅12棟、商業、オフィス、病院等)に於ける分譲住宅2棟に、参画致します。出資比率はリッポ社51%、当社49%を予定しており、総事業費は約90億円となる見込みです。

 Lippo Groupは不動産を中心に、多様な事業を展開するインドネシア大手財閥であり、中核企業のLippo Karawaci社は同国最大級の上場不動産会社です。Lippo Groupの不動産事業は分譲住宅をはじめ、多岐に亘り、加えて不動産投資信託2法人をシンガポール市場に上場させる等、多様な取組を行っています。当社はLippo Groupと不動産開発分野で提携し、今後もインドネシア国内で不動産関連事業を展開して行く方針です。

 インドネシアでは、今後も中期的な所得増加、購買力伸張は継続すると見られております。中でもジャカルタ東部チカラン地区は、多数の工業団地が立地する産業集積エリアであり、現在進行中の交通インフラの整備に伴い、今後も国内外企業による更なる投資が見込まれるエリアです。OCプロジェクトは、このエリアの成長を背景とした堅調な需要に応え、ジャカルタ東部に新たな都心を創り上げる開発プロジェクトです。

 Lippo Groupのインドネシア国内での豊富な不動産事業の実績と、当社が世界各国で行う不動産関連事業のノウハウ及び日本の高い技術・商品企画力を活かし、インドネシアマーケットにおいて、高付加価値の不動産開発、関連サービスを提供して行く方針です。

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像(1)」を参照


 ・プロジェクト概要 分譲住宅(G/H棟)
 ・建物面積:約6.5万m2
 ・棟数:2棟(地上40階)
 ・総戸数:約1,200戸(予定)
 ・スケジュール:
   販売開始 2015年11月
   着工 2016年4月(予定)
   竣工 2019年4月(予定)

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像(2)」を参照





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