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ヤマトグループ、フロン排出抑制法対応の「物流設備フロン点検サービス」を発売
物流ファシリティマネジメントサービスを発売
〜物流・流通業務の品質を支えるファシリティ最適化を図る経営活動をお手伝い〜
ヤマトホールディングス傘下のヤマトオートワークス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:佐々木敬史郎、以下「YAW」)は、平成27年10月16日、物流施設や設備の最適な管理を実現する「物流ファシリティマネジメントサービス」の第一弾として、フロン排出抑制法に対応する「物流設備フロン点検サービス」を発売しました。
記
1.背景
YAWは、物流・流通事業者様の「利便性向上」「コストダウン」「コンプライアンス経営支援」をコンセプトに、車両の管理、24時間365日対応の点検・整備、燃料供給などを中心としたサービスを提供することでお客様企業の効率経営を支援しています。これまでは車両を中心としたサービスのみでしたが、フロン排出抑制法施行や老朽化のピークを迎えた施設や設備の管理業務の複雑化が、物流・流通事業者様の経営を圧迫していることを受け、ファシリティ全般における管理の効率化(※1)を支援するサービスの提供を開始することといたしました。
※1 ヒト・モノ・金・情報に次ぐ経営資源として評価されるファシリティ(施設とその環境までを含めた価値)は、継続的にマネジメントすることにより顧客・企業・社員にとっての価値が向上します。ビル・オフィス管理業界では広く用いられている手法ですが、物流・流通業界ではあまり導入されていないのが現状です。
2.開始するサービス内容
・サービス総称「物流ファシリティマネジメントサービス」
物流・流通事業を支える施設・設備とその環境の、品質・リスク・コストをコントロールする経営活動をサポートするサービスの総称です。
【本サービスの主な提供機能】
複数拠点に散らばる物流施設・設備の統括マネジメント((1)〜(4)の業務をサポート)
(1)品質を確保するため施設・設備の運営維持
設備の現況を調査し、不具合状況、修理履歴などのカルテを作成し、施設管理システム(当社提供)でデータ化。定期的な点検と修理対応を一元化し、最適な運営維持業務を代行いたします。
(2)施設・設備の課題を評価
各施設・設備ごとのデータを比較し、課題を明らかにします。
(3)施設戦略・中長期修繕計画の策定を支援
修繕や代替えの優先順位を立て、投資予算を抑えながら中期計画の策定をお手伝いいたします。
(4)改修工事や修繕などのプロジェクト管理
計画に基づいた修理や施工プラン作成、業者との打ち合わせなど、施設担当者の業務負担を軽減いたします。
3.個別サービス「物流設備フロン点検サービス」の発売
物流ファシリティマネジメントサービスの個別サービス第一弾で、フロン排出抑制法(※2)に対応した業務代行サービスです。業務用空調機器や冷設機器の点検・メンテナンス、データベース化を通してコンプライアンス経営を支えます。
※2 業務用空調・冷凍機器の3か月に1度の簡易点検ならびに1年に1度の定期点検実施と記録の保管、廃棄・修理時のフロンガスの充填回収と記録の保管などが機器の使用者に対して義務付けられています。
*参考資料は添付の関連資料を参照
4.開始年月日
平成27年10月16日(金)
5.今後の計画
物流ファシリティマネジメントサービスの個別サービスとして、今年度内に、以下の5サービスを発売する予定です。
(1)物流設備機器マネジメントサービス(物流作業の導線や温度管理レベル維持)
(2)物流施設 BCP対策サービス(耐震チェック・事業継続対策)
(3)物流施設環境改善サービス(職場や作業場の生産性・安全性・快適性改善)
(4)物流施設省エネサービス(物流現場の省エネ対策)
(5)物流施設防災サービス(防火・防災、セキュリティ)
※ご参考ホームページ http://www.yaw.co.jp/
以上
【お問合せ先】
・一般の方:
ヤマトオートワークス株式会社
経営企画室
(03−5534−1260)まで