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DHLジャパン、東京税関長から特定保税承認者(AEO)承認を取得
DHLジャパン
東京税関長より、特定保税承認者(AEO)承認を取得
お客様の貨物の安全を確保する体制をさらに強化
国際エクスプレスのグローバルリーダーであるディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社(略称:DHLジャパン 代表取締役社長:山川丈人 本社:東京都品川区)は、2011年3月28日、東京税関長より、特定保税承認者(Authorized Economic Operator、AEO)の承認を受けました。
特定保税承認者(AEO)とは、国際貨物のセキュリティ管理とコンプライアンスの体制が整備されていると税関長に承認された事業者のことで、世界税関機構(WCO)が導入しているAEO制度の一環として2007年に導入されました。この承認を受けることで、コンプライアンスを反映した検査を受けられるほか、保税蔵置場の設置が届出により可能となり、届出蔵置場にかかる許可手数料も免除となる等の優遇措置を受けられます。国際貿易におけるサプライチェーンの安全性確保と円滑化のため、世界各国でもAEO制度の導入が進んでおり、日本を含めた各国間の相互承認に向けた取組みが実施されています。
今回の承認をうけ、4月1日に特定保税蔵置場として届け出を行ったのは、DHL東京ディストリビューションセンター(東京都江東区新木場)の保税蔵置場です。東日本エリアの物流拠点であるDHL東京ディストリビューションセンター施設内は、貨物輸送に関わる情報をリアルタイムでモニタリングするほか、セキュリティカメラ映像の監視や、危機対応中枢機能の役割も果たす「クオリティーコントロールセンター(略称:QCC)」機能も装備しているほか、輸送における安全管理のレベルの高さを示すTAPA(Transported Asset Protection Association)のAクラスの認証も取得しています。今回の特定保税承認者の承認により、お客様の貨物の安全を確保する体制がさらに強化されました。
特定保税承認者の承認を受けたことについて、DHLジャパン代表取締役社長の山川丈人は次のように述べています。「世界経済のグローバル化がますます進む中、国際物流のセキュリティの確保と効率化の両立は喫緊の課題となっています。DHLジャパンが日本における国際エクスプレス会社として初めてAEO承認を受けたことにより、お客様により安全で確実な国際輸送サービスをご提供できるだけでなく、国際エクスプレス業界の信頼性の向上にも寄与すると確信しています」
DHLは今後も、世界最大規模を誇るグローバルネットワークを駆使し、お客様が期待される以上の高品質のサービスを、高い安全基準で提供していきます。
【DHLの概要】
DHL−世界のロジスティクス企業
DHLはロジスティクス業界のグローバルマーケットリーダーであり、まさに世界のロジスティクス企業です。世界各地の市場を熟知しているDHLは、国際エクスプレス(国際航空貨物輸送)、航空・海上貨物、陸上・鉄道輸送、コントラクトロジスティクス、国際メール便サービスを展開しており、世界220以上の国・地域を結ぶグローバルネットワークと約27万5千人の従業員の専門知識を活用し、お客様のサプライチェーンに関する要件を満たす、優れたサービスのご提供をお約束します。また、DHLは社会的責任を果たすべく、環境保護、災害時の緊急支援、教育活動への支援にも積極的に取り組んでいます。
DHLは、ドイツポストDHL傘下のブランドで、グループ全体の2010年度の売上は510億ユーロにおよびます。
【日本におけるDHL】
従業員数 :約3,600名
車両数 :1,500台
国内拠点数:270以上(ハブ、ゲートウェイ、オフィス、サービスセンター、ターミナル、倉庫)
【ディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社】
社 名 :ディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社
本社所在地:東京都品川区東品川1丁目37番8号
代表取締役社長:山川 丈人
詳しくはDHLウェブサイト( http://www.dhl.co.jp )まで