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トプコン、フィールドソフトMAGNET Field標準搭載の「DX−200i」を発売
イメージング・ロボティック・トータルステーションDX−200iシリーズに
新しいオンボードソフトウェア MAGNET(TM) Fieldを標準搭載
株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、望遠鏡にカメラを内蔵し、視準画像をリアルタイムで確認しながら観測作業を行える小型軽量のSOKKIAブランドにおけるイメージング・ロボティック・トータルステーションDX−200iシリーズ(以下、DX−200i)に、新しいフィールドソフトウェアMAGNET(TM) Fieldを標準搭載いたします。
DX−200iシリーズは、望遠鏡の上部に5Mピクセルのデジタルカメラと、モータードライブ機構を搭載しています。本体ディスプレーに表示されるカメラ画像を見ながら測量作業が行える、自動追尾トータルステーションのエントリーモデルとなります。
今回DX−200iに、測量業務に必要な基本的な機能から、多種多様な応用機能を備えた新しいフィールドソフトウェアMAGNET(TM) Fieldを搭載いたしました。
※製品画像は添付の関連資料を参照
【フィールドソフトウェアMAGNET(TM) Fieldの主な特長】
■測量から土木までカバーする多彩な機能を搭載
放射観測、対回観測、測設などの測量業務を行う基本的な機能のほか、ユーザーからの要望が強かったトラバース計算や、路線計算、TIN(*1)を用いたサーフェス計算(*2)などの多彩な応用機能を搭載しています。
国土地理院の定める作業規程の準則に則った公共測量から、土木施工に必要な測量作業まで、幅広く対応します。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
■視準画像を活かした作業を実現
本体ディスプレーにカメラ画像を表示させることで、視準を確認しながら確実に作業が行えます。また、測設作業時には、カメラ画像に点の位置や機械の回転方向などを重ねて表示することができますので、素早く直感的な作業が可能となっています。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照
■カメラ画像を保存
カメラ画像を、JPEG形式の静止画として保存することができます。保存するサイズは、500万画素(カメラ画像)と5万画素(ディスプレーイメージ)とで選択可能です。
【DX−200iの主な特長】
■自動追尾機能とイメージング機能をコンパクトに凝縮
■5Mピクセルのデジタルカメラを搭載
■安心と安全を提供するクラウドサービスTSshieldを搭載
■デジタルカメラを搭載してもIP65(耐塵形・防噴流形)の耐環境性能
■リモートキャッチャーシステムにも対応し、長距離までワンマン観測
【解説】
*1 Triangulated Irregular Networkの略で、数値地形モデルの作成にあたって、対象物の形状を連続した三角形の格子で表現する方法のことです。
*2 TINを用いた面データを作成し、面積や体積を計算する機能です。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像3」を参照
【その他】
発売時期:2015年10月
国内標準価格(消費税込み):
DX−203i 3,294,000円(測角精度:3")
DX−205i 3,078,000円(測角精度:5")
【株式会社トプコン概要】
代表者:代表取締役社長 平野 聡
設立:1932年9月1日
資本金:16,638百万円(2015年3月末現在)
売上高:(連結)128,569百万円(2015年3月期)
上場証券取引所:東京証券取引所第一部〔証券コード:7732〕
社員数:(連結)4,148名(2015年3月末現在)
事業内容:ポジショニング(GNSS、マシンコントロールシステム、精密農業)、スマートインフラ(測量機器、3次元計測/モニタリング、BIM)、アイケア(眼科用検査・診断・治療機器、眼科用ネットワークシステム、眼鏡店向け機器)、等の製造・販売