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丸紅情報システムズ、ビーコンデバイスを新規格「エディストン」に対応開始

2015-10-26

BLE Beaconデバイス「RapiNAVI Air2」がEddystoneに対応


 丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS、本社:渋谷区渋谷3−12−18 社長:伊吹 洋二)は、自社で開発・製造しているBeacon(ビーコン)デバイス「RapiNAVI Air2(ラピナビ エア ツー)」を、米Googleが公開する近距離通信技術の新規格「Eddystone(エディストン)」に対応させました。

 「Eddystone」は、2015年7月14日にGoogleがソースコードを公開して発表したBluetooth Low Energy(BLE)を用いるBeacon向けのオープンな規格です。AndroidやiOSなど、BLEに対応するマルチプラットフォームで利用することが可能です。AppleのBeacon規格「iBeacon」がBeaconデバイスの端末ID(UUID)などの情報を発信する1パターンの送出フレームタイプであるのに対し、Eddystoneには3パターンの送出フレームタイプが規定されています。フレームタイプの1つ目は「Eddystone−UID」で、iBeaconと同様に端末IDなどの情報を発信します。2つ目は「Eddystone−URL」で、URL情報を発信します。Eddystone−UIDとは異なり、Beacon信号を受信するためにアプリが必要なく、スマートフォンなどBLE端末とブラウザだけで利用可能であることが特徴です。3つ目は「Eddystone−TLM」で、Beaconデバイスのバッテリー残量・温度・起動からの経過時間といった情報を発信することで、受信側端末からBeaconの状況把握が可能となります。

 RapiNAVI Air2は、なりすまし防止機能・長い電池寿命・高い電波強度に特徴をもつBeaconデバイスで、Eddystoneに対応したことにより、今後はiBeaconモード・Eddystoneモード・なりすまし防止モードから用途に応じてモードを選択・設定し販売します。既に購入済みのRapiNAVI Air2は、ソフトウェアの有償アップデートによりEddystoneへの対応が可能です。今回のEddystone対応では、RapiNAVI Air2を共同開発したクレスコワイヤレス株式会社(本社:大田区山王2−3−10 社長:森山 正吾)と引き続き技術協力を行っています。

 MSYSは、2014年5月にBeaconデバイス「RapiNAVI Air」を販売開始して以来、実証実験と顧客先での実運用支援を通じてBeaconに関する知見と実績を蓄積してきました。今後も汎用Beaconデバイスを拡充し販売することで、今後3年間に10億円を売り上げる計画です。


 製品紹介サイト:http://www.marubeni-sys.com/mobile/navi/air2_01.html


 ※参考画像は添付の関連資料を参照


丸紅情報システムズについて】
 丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力と、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術やそれを活用した新しいソリューションの開発力が当社の強みです。ソリューションや製品、サービスを通じて、お客様の期待を超える新しい「価値」の創出でお客様のビジネスを支援します。


 *文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。




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