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凸版印刷、臨床美術ワークショップアートプログラムを販売開始
凸版印刷、臨床美術ワークショップアートプログラムの販売開始
〜美術を通じて脳の活性化とリフレッシュを図るワークショップを、企業や団体向けに提供〜
イベント「−臨床美術セミナーとワークショップ−」を10/16、17に大阪グランフロントにて開催
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、グループ会社の株式会社芸術造形研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:六角鬼丈、以下芸術造形研究所)と共同で、臨床美術の手法を活用したワークショッププログラムを開発。美術を通じて脳の活性化、心身のリフレッシュを図るこのワークショップを社員の健康づくりを目的に社内で展開、これまで800人以上が参加し、その効果を実感してきました。
このたび凸版印刷は、この「臨床美術」を活用したワークショッププログラムの販売を2015年10月下旬より開始します。企業の社内用途や、介護業界での高齢者向け用途を中心に、まずは大阪エリアから提供を開始し、順次拡大をしていく予定です。
また販売に先立ち、臨床美術を紹介するイベント「美術で脳をいきいき活性化−臨床美術セミナーとワークショップ−」を、2015年10月16日、10月17日の2日間、大阪のグランフロント北館で実施します。
臨床美術とは、絵やオブジェなどの作品を楽しみながらつくることによって脳を活性化させ、「ビジネスマンのストレス緩和」や「高齢者の認知症予防」などに効果が認められているアートプログラムメソッドです。独自のアートプログラムに沿って創作活動を行うことにより脳を活性化し、認知症改善を目的として1996年に芸術造形研究所が開発しました。臨床美術士が一人ひとりの参加者にそった働きかけをすることで、その人の意欲と潜在能力を引き出し、社会人のメンタルヘルスケアの分野においても活用されています。
◇参考画像は添付の関連資料を参照
■背景
近年、従業員がメンタル不調に陥ることで企業活動に及ぼす影響が大きな問題となり、メンタルヘルス対策の重要性がますます高まっています。さらに2015年12月のストレスチェック義務化法の施行により、企業は社内のメンタルヘルス対策と法律への迅速な対応が急務となりました。
また、従業員50人以上の企業の会社経営者や人事総務部門を対象に当社が独自に実施したアンケート調査から、ストレスチェック義務化法の詳細まで認知しているとしたのは14.3%、ストレスチェックの実施状況は15%と、今後メンタルヘルス対策を必要とする企業が多いことが分かりました。
このような要望に応えるため、凸版印刷では自社の中で培ってきた、脳の活性化と心身のリフレッシュを図るワークショッププログラムを企業向けに提供開始します。
■臨床美術ワークショップの特長
1)年齢、性別、人生のバックボーンに関係なく楽しめます。臨床美術のアートプログラムは、長年の実践研究によって開発されました。美術に苦手意識を持つ人でも自然と楽しめ、その人ならではの表現ができるよう、多くの工夫がされています。
2)作品が手元に残ります。作品を飾ったり身につけたりすることで後々まで気持ちを新たにし、周囲とのコミュニケーションが増えます。その人自身が表れた作品は、形に残る「自分史」にもなります。
3)具体的に作品の良いところを伝え、認めることができます。自己を開放して制作した過程や作品が、周囲に受け入れられることで自信を回復し、積極性が生まれてきます。
4)自分自身を発見することができます。創作には自己実現の喜びがあります。年齢や症状にかかわらず、みずみずしい感性が失われていないことを、自分自身、そして家族も共に感じることができます。
■提供する主な臨床美術ワークショッププログラム
1)社員向け研修―『リフレッシュアートプログラム』
・新人研修、管理職研修における脳の活性化、社員の心身のリフレッシュ
・職場復帰支援
2)顧客向けイベント―『親子わくわくアートプログラム』
・臨床美術をベースにした、親子向け造形教室
3)利用者向けアクティビティ―『いきいきアートプログラム』
・介護施設での高齢者向けセッション
4)職員向け臨床美術士養成講座―『臨床美術士養成講座』
■販売価格
臨床美術ワークショッププログラム1回(10名)実施 200,000円から
臨床美術士養成講座5級取得コース 167,240円(90分、18回)
■イベント「美術で脳をいきいき活性化−臨床美術セミナーとワークショップ」開催概要
1)2015年10月16日(金)
・概要:セミナー、臨床美術ワークショップを実施
・開催場所:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタルザ・ラボ2階 アクティブスタジオ
2)2015年10月17日(土)
・概要:セミナー、臨床美術ワークショップを実施
・開催場所:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル7階 ナレッジサロンプレゼンラウンジ
■今後の展開
凸版印刷は、臨床美術ワークショッププログラムの普及を図るとともに新たな手法の開発にも取り組み、2018年度に関連受注も含め、1億円の売上を目指します。
さらに今後も「人間尊重」の理念のもとで社員が働きがいを感じ、いきいきと働ける職場環境づくりに注力をしていきます。
※芸術造形研究所について
芸術造形研究所は、「アートを通じて社会に貢献する」ことをミッションに掲げ、ひとりでも多くの方に創造の喜びを伝えるため、年齢・性別・病や障がいの有無にとらわれることなく、誰もが楽しみながら作品を作ることができる独自のアートプログラムメソッド「臨床美術」を通じてさまざまな事業を展開しています。
*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
以上