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トヨタ、「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表

2015-10-17

トヨタ自動車、「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表


 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、持続可能な社会の実現に貢献するための新たなチャレンジとして、「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表した。

 「トヨタ環境チャレンジ2050」は、気候変動、水不足、資源枯渇、生物多様性の劣化といった地球環境の問題に対し、クルマの持つマイナス要因を限りなくゼロに近づけるとともに、社会にプラスをもたらすことを目指して、「もっといいクルマ」「もっといいモノづくり」「いい町・いい社会」の3つの領域で6つのチャレンジを掲げた。
 併せて、「トヨタ環境チャレンジ2050」の実現に向けて、当面の実行計画である第6次「トヨタ環境取組プラン」を策定し、2016年度から2020年度までの5ヶ年計画として展開を図る。


■「トヨタ環境チャレンジ2050」の6つのチャレンジと実現に向けた当面の主な取り組み・目標

1.もっといいクルマ

<チャレンジ1> 新車CO2 ゼロチャレンジ
 ▽2050年グローバル新車平均 走行時CO2排出量を90%削減(2010年比)

 【当面の主な取り組み・目標】
 ・燃料電池自動車(FCV)の販売は、2020年頃以降は、グローバルで年間3万台以上、日本では少なくとも月に1,000台レベル、年間では1万数千台程度
 ・燃料電池(FC)バスは、2016年度中に東京都を中心に導入を開始し、2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて100台以上を目途に準備を推進
 ・ハイブリッド車(HV)の販売は、2020年までに、年間で150万台、累計で1500万台
 ・2020年グローバル新車平均 走行時CO2排出量を22%以上削減(2010年比)

<チャレンジ2> ライフサイクルCO2 ゼロチャレンジ
 ▽ライフサイクル視点で、材料・部品・モノづくりを含めたトータルでのCO2排出ゼロ


2.もっといいモノづくり

<チャレンジ3> 工場CO2 ゼロチャレンジ
 ▽2050年グローバル工場CO2排出ゼロ

 【当面の主な取り組み・目標】
 ・新工場と新生産ラインでは、生産1台あたりのCO2排出量を、2001年比で、2020年に約半減、2030年に約1/3へ削減。さらに、再生可能エネルギーと水素の利用により2050年にCO2排出ゼロ
 ・工場での水素利用技術の開発を進め、2020年頃に、FCV生産ラインで導入に向けた実証を開始
 ・田原工場に、2020年頃を目指して、風力発電設備の設置を推進
 ・2019年メキシコ新工場生産開始時の生産1台あたりCO2排出量を、約40%以上削減(2001年比)
 ・ブラジル工場では、2015年から、電力は100%再生可能エネルギーの利用を達成

<チャレンジ4> 水環境インパクト最小化チャレンジ
 ▽各国地域事情に応じた水使用量の最小化と排水の管理


3.いい町・いい社会

<チャレンジ5> 循環型社会・システム構築チャレンジ
 ▽日本で培った「適正処理」やリサイクルの技術・システムのグローバル展開に向けて、2016年から2つのプロジェクトを開始

<チャレンジ6> 人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ
 ▽自然保全活動を、グループ・関係会社から地域・世界へつなぎ、そして未来へつなぐために、2016年から3つのプロジェクトを展開


 6つのチャレンジ実現に向けた主な取り組みは、以下のとおり。


 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照




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