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大日本印刷、「DNP電子レンジ包材(自動蒸通タイプ)アンタッチスルー」を宮島醤油に提供

2015-10-16

パッケージの外形や寸法を変えずに内容量を増やした新形状の「DNP電子レンジ包材(自動蒸通タイプ)アンタッチスルー」を開発
宮島醤油の「餃子カレー」の商品パッケージに採用

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照

 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、蒸気口部分の形状を改良することにより、包装材の外形や寸法を変えずに内容量を増やし、充填適性を改善した新形状の「DNP電子レンジ包材(自動蒸通タイプ)アンタッチスルー」を開発しました。10月に販売を開始します。


【開発の背景】
 近年、電子レンジに対応した食品が増え、簡便かつ安全に電子レンジで加熱・調理できる包装材への需要も高まっています。このニーズに対してDNPは以前より、スーパーなどで販売されている形状のまま電子レンジで加熱できる包装材を開発、提供してきました。

 「DNP電子レンジ包材(自動蒸通タイプ) アンタッチスルー」は、加熱時に発生する熱と圧力によって包装材に形成した蒸気口が自動的に開くことで、水蒸気を逃がして破裂を防ぎます。しかしこれまでは、蒸気口部分が特殊な形状のため、通常のパウチよりも内容量が少なくなり、大きな具材が充填しにくくなるという課題がありました。この課題に対してDNPは、蒸気口の形状を改良することで、従来と同じ外形寸法で内容量を増やし、充填適性を改善した新形状の電子レンジ包材を開発しました。


【「DNP電子レンジ包材(自動蒸通タイプ) アンタッチスルー」新形状の特徴】
 本製品は、従来の外形寸法のままで、容量を16%増やすことができます。また、蒸気口部分の形状を改良することで、内容物の充填適性も改善し、これまで充填が難しかったじゃがいもや人参などの大きな具材も充填可能になりました。これによりスープやカレーのほか、最近市場が伸びている惣菜などのパウチにも対応できます。パッケージの最表層には、バリアフィルム「DNP透明蒸着フィルム(IBフィルム)」を使用しており、充填後も酸素や水蒸気に対する高いバリア性を維持することで、賞味期限の長いレトルト商品にも対応します。

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照


【採用実績】
 本製品は、宮島醤油株式会社(本社:佐賀県 社長:宮島清一 資本金:4500万円)の「宇都宮野菜餃子カレー」で採用されました。「宇都宮野菜餃子カレー」は、宇都宮餃子会の承認商標商品です。


【今後の展開】
 DNPは、本製品を食品メーカー中心に販売を開始するとともに、電子レンジ包材のラインアップを充実させ、2018年までに20億円の売上を目指します。


 *DNPは、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいとモビリティ」「環境とエネルギー」を成長領域と位置づけ、「未来のあたりまえ」となる製品やサービスを作り出す取り組みを進めています。



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