凸版印刷、金融機関のカードローンの申し込みなどポータルサイト機能を一元化するスマホアプリを提供

凸版印刷、金融機関の口座開設やカードローンの申込から
口座保有後のポータルサイト機能までを一元化する
スマートフォンアプリ「SpeedEntry　Mobile」の提供を開始
〜来店不要で口座開設が可能、スマートフォンのカメラ機能により入力負荷を軽減〜


　凸版印刷株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：金子眞吾、以下　凸版印刷）は、金融機関の店頭でパソコンやタブレット端末を用いてペーパーレスな申込が可能なシステム「SpeedEntryplus（スピードエントリープラス）」を提供。銀行やクレジットカード会社を中心に多数の企業に採用されています。今回、金融機関の口座開設やカードローンの申込から口座開設後のポータルサイト機能までを一元化するスマートフォンアプリ「SpeedEntry　Mobile（スピードエントリー・モバイル）」を開発。２０１５年１０月中旬より提供を開始します。

　「SpeedEntry　Mobile」は、来店不要で金融機関の口座開設やカードローンの申込が可能なスマートフォン用アプリです。スマートフォンのカメラ機能で運転免許証や名刺を撮影することで、申込に必要な情報入力の負荷を軽減し、利用者の入力ミスやストレスを削減できます。また、金融機関がWebサービスとして提供するインターネットバンキングや支店・ATM検索、キャンペーン情報などと連携したポータルアプリとして、口座開設後も継続的に利用できる機能を有しています。
　金融機関は本アプリを採用することにより、新規顧客に対しスムーズで負荷の少ない申込方法を提供できるだけでなく、口座開設後にも金融機関の情報ポータルアプリとして、顧客に向けた情報提供が可能になります。

　なお本アプリは、２０１５年１０月１５日（木）から１６日（金）に開催される「FIT２０１５　金融国際情報技術展」（会場：東京国際フォーラム、主催：日本金融通信社）の凸版印刷ブースにて展示します。


　※イメージ画像は添付の関連資料を参照


■開発の背景
　金融機関における口座開設は、紙の申込書へ記入する手続きが一般的です。しかし、記入する内容が多く、個人情報管理や記入内容の不備のチェック、カード申込受付システムへのエントリー業務など、金融機関の事務処理の負荷が課題となっていました。また、店頭でタブレット端末を用いて申し込む手法も普及しつつありますが、申込には店頭まで出向かねばならず、利用者からはより負荷の少ない申込手法が求められていました。
　凸版印刷は２０１０年より、運転免許証の券面データを読み取って自動で入力できるペーパーレスな申込が可能なシステム「SpeedEntry　plus」を提供。銀行やクレジットカード会社を中心に多数の企業に採用されています。このたび、利用者のスマートフォンで利用できる「SpeedEntry　Mobile」の提供を開始。スマートフォンのカメラで運転免許証や名刺の券面データを読み取って自動で入力できる機能だけでなく、口座保有後も金融機関のポータルアプリとして活用できる機能を備えることで、負荷の少ない申込方法と、金融機関から顧客へのダイレクトな情報発信を実現しました。


■「SpeedEntry　Mobile」の特長

・スマートフォンのカメラ機能を活用し、情報入力のミスや負荷を低減
　スマートフォンのカメラで運転免許証や名刺を撮影することで、申込に必要な情報の一部を自動で入力。入力ミスの削減や、利用者の入力負荷の軽減が図れます。
・口座開設後もポータルアプリとして利用可能
　金融機関がWebサービスとして提供するインターネットバンキングや支店・ATM検索、キャンペーン情報などと連携したポータルアプリとして、口座開設後も継続的に利用できます。そのため、新規顧客だけでなく既存顧客に対してもダイレクトな情報発信ができます。
・パッケージ化により導入負荷を軽減
　申込に必要な入力項目や機能をパッケージとしてあらかじめ用意しているため、サービス導入までの時間や価格を軽減できます。


■価格
　サービス導入ライセンス費：約１０００万円〜
　サーバ・プログラム月額運用費：約８０万円〜
　（＊価格は仕様によって異なります。）


■今後の目標
　凸版印刷は、銀行やクレジットカード会社などに本サービスを拡販、２０１７年度に２０社、約４億円の売上を目指します。


　＊本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。


以上