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JFEエンジニアリングなど、船舶用バラスト水処理装置のメンテナンス体制を拡大
船舶用バラスト水処理装置のメンテナンス体制を拡大
JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:狩野久宣)とジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:東京都港区、社長:三島愼次郎)の100%子会社である株式会社IMC(本社:東京都港区、社長:佐々木高幸)は、このたび、バラスト水処理装置(JFEバラストエース(R))の保守点検、修理ならびにコミッショニング等に関する業務提携契約を締結しましたので、お知らせします。
JFEバラストエース(R)は、海水をフィルターでろ過して取り入れた上で、薬剤処理によってその海水に含まれる海洋生物を除去するシステムで、バラスト水を簡単(Simple)・確実(Sure)・安全(Safe)に処理できる性能が高く評価されており、2010年5月の型式承認取得以降、国内外で累計700隻を超える船舶に採用されています。
JFEエンジニアリングは、これまでJFEバラストエース(R)の搭載後のサポート体制を、ISSマシナリーサービスリミテッド(※1)や株式会社マシン商会(※2)とともに整備してきました。今回の提携でジャパン マリンユナイテッドグループのスキルとネットワークが加わることにより、メンテナンス拠点を世界の主要港21拠点に拡大し、JFEバラストエース(R)を搭載した船舶の運航の利便性を向上します。
ジャパン マリンユナイテッドは、ライフサイクル事業について国内外のグループ会社および提携海外修理ヤード、沖修理業者などのグローバルネットワークを構築し、舶用機器のアフターサービスなど就航船のトータルサポートを提供してまいりました。
先般、2015年10月1日を以ってジャパン マリンユナイテッドのライフサイクル事業を継承したIMCは、バラスト水処理装置のアフターサービスを取扱品目に加えることで、今後増大する環境対策分野での事業拡大を目指します。
3社は、今後もそれぞれの事業の強みを活かし、バラスト水処理に関するお客様のニーズにお応えすることで、海洋環境の保全に貢献してまいります。
※1:舶用商社でバラストエース(R)の販売及び部品供給を実施
※2:舶用品販売会社で薬剤供給についてはマシン商会のネットワークを活用し世界主要港23拠点に整備。
■JFEバラストエース(R)のアフターサービス・薬剤供給拠点
*図は添付の関連資料を参照
■JFEバラストエース(R)搭載船
*参考画像は添付の関連資料を参照