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ウシオライティング、「LEDIU LED電球」の「調光対応シングルコアモデル」を販売開始
照明のLED化に適した「LEDIU(*1) LED電球」
12V仕様ミラー付きハロゲンランプ(JR)代替LED電球として
Superline LEDシリーズのニューモデルを市場投入
ウシオライティング株式会社(東京都中央区/代表取締役社長 吉川 隆雅)は、おもに商業施設・店舗照明などで使用されている12V仕様ハロゲンランプ(JR)のリプレイス、照明のLED化に適した、「LEDIU LED電球 Superline(スーパーライン)LED(以下、スーパーラインLED)」シリーズのニューモデルとして、「調光対応シングルコアモデル」を、10月13日(火)から販売開始することを、お知らせします。
これにより12V仕様LED電球もラインアップが拡充され、使用場所によって異なるニーズに、きめ細かく対応します。
※商品画像は添付の関連資料を参照
商業施設や店舗照明などに多く使用されているミラー付きハロゲンランプには、12V仕様のJRと、110V仕様のJDRがあり、JRの特徴としては、JDRに対して小型化、長寿命化を図っていることが挙げられます。
ウシオライティングはこれまで、JR代替LED電球については、ランプ口径50mm(φ50)の「マルチコアモデル」、「シングルコア・GaN on GaN LED搭載モデル」を販売してきました。
そして今回、新たに、「低消費電力と明るさを両立させた、調光対応かつ、シングルコアのランプ」というユーザからのニーズに応えるため、この「調光対応シングルコアモデル」を製品化しました。
「光は変えない」、「カタチも変えない」というLED電球の製品コンセプトを踏襲すべく、これまで培ってきたスキル、ノウハウや、最新の光学設計、放熱・電源設計技術を駆使し、低消費電力(5.8W)ながら、JRφ50 35Wと同等の最大光度(*2)、ムラのない、輪郭の美しいグラデーションがある光を特長にもつニューモデルとして完成しました。
また、サイズについてもJRφ50と同等(*2)、質量についてはそれ以下と軽量化を達成しています。
ビームの開き2タイプ(18゜、32゜)それぞれに、JR同様の口金EZ10、GU5.3を用意、計4品種が、さまざまなシーンで使用されているJRφ50 35Wと取り換えても、遜色のない空間演出効果を提供します。
今後は、さらなる高照度化、さまざまな色温度といった製品開発を進め、製品ラインアップ数をこれまで以上に拡充することで市場を深耕、さらなるシェア獲得を目指し、事業を展開させます。
また、現在、JDR代替LED電球では高い市場シェアを占めていますが(*3)、JR代替LED電球も含む、ハロゲンラ
ンプ代替LED電球全体の、市場におけるトップシェアを確実なものにします。
なお、節電、省エネ、環境負荷低減効果としては、同等の最大光度をもつJRφ50 35Wと比較して約1/6の消費電力、約7.5倍の長寿命(*2)(定格寿命30000時間(*4))を達成、仮に1日の点灯時間を10時間として1年間(365日)使用した場合、温室効果ガス(CO2)排出量は、1灯あたり、約45.8kg−CO2/kWh(*5)(杉の木約3.27本分のCO2吸収量に相当(*6))低減、コストセーブという点においては、同条件で約2,870円(*7)の電気代を削減できます。
※主な特長などリリース詳細は添付の関連資料を参照
*1:LEDIU(レデュー)は、「LED products to Integrate USHIO’s advanced technologies」の略で、ウシオライティングにおけるLED事業の総称であるとともに、ウシオライティングが品質保証する、先進テクノロジーの粋を集めたLED製品群に対する総称であり、国内における登録商標です
*2:当社ハロゲンランプJRφ50/35W 中角(標準タイプ)との比較(当社調べ)
*3:2014年10月24日時点での当社調べ
*4:定格寿命とは、全光束が初期の70%以下、または不点灯になるまでの点灯時間平均値
*5:2010年09月03日本電球工業会資料JEMA 家技No.10−250に基き電力使用排出係数:0.43kg−CO2/kWhにて算出
*6:岐阜県の80年生杉(人工林)1本がCO2を年平均約14kg吸収するものとして計算(林野庁ウェブサイトより)
*7:新電力料金目安単価 27円/kWh(税込)を使用して算出