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関電システムソリューションズ、クラウドサービスによる電力CIS「NISHIKI」のシステム提供を開始
クラウドサービスによる電力CIS「NISHIKI」のシステム提供を開始
関西電力グループの関電システムソリューションズ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山元 康裕、以下 KS−SOL)は、2015年10月1日より電力顧客情報管理システム(電力CIS)「NISHIKI」バージョン1.0をリリースし、同日にクラウド版のサービス提供を開始しました。
今回、このサービスによる第一段のお客さまとして、かんでんEハウス株式会社(以下、Eハウス)さまが、「電気料金計算」システムとして、利用を開始されました。
■Eハウスさまの「NISHIKI」ご利用イメージとメリット
Eハウスさまでは、「NISHIKI」のシステムを利用することにより、同社が「高圧一括受電」しているマンションにおいて、30分単位でスマートメーターから電気使用量データを受け取り、電気料金を計算して入居者に請求できるようになりました。
今回、「NISHIKI」クラウドサービス版の4つのサブシステムの内、「料金計算」のみを利用することで、電気料金計算のシステムをEハウスさまの既存のシステムに連携して短期間に導入することができたこと、他の電力CISフルパッケージシステムを導入するよりも廉価での利用が実現できたことがメリットとなりました。
◎Eハウスの「NISHIKI」クラウドサービスによる電気料金計算のシステムイメージ
※添付の関連資料を参照
■電力CIS「NISHIKI」について
現在、KS−SOLでは、2016年4月の電力小売り自由化に向けて、受注企業さまごとの「NISHIKI」の導入を進めていますが、今回リリースしたバージョン1.0によるクラウドサービス版を先行してサービスを開始し、その後オンプレミス版(お客さまシステム環境に導入)も順次提供していきます。
◎「NISHIKI」の主な特長
・電力小売事業(高圧・低圧)、高圧一括受電サービスに対応
・お客さまの獲得に役立つ料金シミュレーション機能
・既存システムに不足した機能だけをサブシステム単位で導入可能
・パッケージだけでなく、クラウド型サービスも提供することで、初期投資リスク軽減や迅速なサービス立ち上げを支援
・関西電力の基幹システムで培った知見とノウハウを余すことなくパッケージに凝縮
・送配電事業者、電力広域的運営推進機関など外部機関・周辺システムとのインターフェースも「標準機能」として装備。
■かんでんEハウス株式会社さまの概要
・代表者:代表取締役 山本龍毅
・設立:平成12年7月7日
・本社所在地:
〒530−0004
大阪市北区堂島浜1丁目4番16号 アクア堂島NBFタワー3階
TEL:(06)6347−1854 FAX:(06)6347−1814
・資本金:3億円
・株主:関西電力株式会社(100%)
・事業:
住宅設備機器販売・リース、業務用機器販売
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