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日清製粉、愛知・知多工場の製造ラインが完成し稼働開始

2015-10-06

日清製粉(株)、知多工場最新鋭ライン完成
〜中部地区で臨海大型工場への生産を集約〜


 日清製粉グループの日清製粉株式会社(社長:見目 信樹)は、2013年10月より知多工場の新ライン建設を進めてまいりましたが、このたび完成し本格稼働を開始しました。
 知多工場の新ラインは当社が長年にわたり培ってきた製粉技術を結集した最新鋭の製造ラインです。新ラインの稼働に伴い、内陸部に位置する名古屋工場の一部ラインの操業を停止し、生産集約による生産性向上を実現しました。中部地区のお客様へこれまで以上に安定的かつ効率的に小麦粉をお届けします。
 当社ではこれまでも、臨海大型工場の建設やラインを増設することにより生産集約を進めてまいりましたが、知多工場の新ライン稼働により、関東・関西・九州地区に続いて中部地区でも臨海大型工場へ生産を集約します。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照


■知多工場の特長
 [1]原料から製品までの物流効率化を実現
 知多工場は、名古屋港北浜ふ頭に位置しており、大型船が接岸できる専用岸壁と原料サイロを保有し、製粉工場と直結したコンベアにより原料受入を効率化しています。また、高速道路が放射状に広がる交通の利便性を活かし、迅速な製品出荷を実現しています。

 [2]最新の設備設計を導入、環境にも配慮
 新ラインには高効率モーターを導入、機械設備をコンパクトに配置し、小麦粉の搬送距離を短縮するなど省エネルギー化を実現し、二酸化炭素排出量の削減にも貢献しています。

 [3]安全・安心への取組みを強化
 工場入口には車両ナンバー認証システムを、生産エリア出入り口には非接触タグによる入退場管理システムを導入しています。また、各所に設置した保証カメラの記録により、工程の状況を確認することができます。さらに、新ラインの製造本館は、建物の窓を最低限とし、内部の気圧を少し高めた「微陽圧システム」を導入することで外気の粉塵をシャットアウトするなど、製品の安全・安心を一層強化しています。

 [4]BCP(事業継続計画)対策を強化
 立体自動倉庫には、地震時の揺れを抑えて荷崩れを防ぐ制振機能を備えています。また、津波対策として、新ライン製造本館の設備は2階以上に配置しています。


■知多工場新ライン増設の概要
 ・総工費:約60億円
 ・設備増能力:
  1日当たり小麦挽砕能力 320トン
   (増設後の1日当たりの小麦挽砕能力 980トン)
  小麦粉サイロ収容力 約2,400トン
   (小麦粉サイロ増設後の総収容力 8,600トン)
  立体自動倉庫収容力 約2,500トン
   (立体自動倉庫増設後の総収容力 6,900トン)





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