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UEL、ポリゴン編集ソフト「POLYGONALmeister」のラインナップを拡張
日本ユニシス・エクセリューションズ
ポリゴン編集ソフト「POLYGONALmeister(R)」のラインナップを拡張
〜ユーザーインターフェースを徹底的に追求〜
日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都江東区、社長:今村 康、以下 UEL)は「POLYGONALmeister」(ポリゴナルマイスター)の製品ラインナップを追加し、新たに「Editor」(エディター)、「Simplyfier」(シンプリファイャー)、「Cleaner Plus」(クリーナー プラス)の販売を開始します。
7月に販売開始した「POLYGONALmeister Cleaner」がリコーの3Dプリンター「Leapfrog」(リープフロッグ)の同梱ソフトとして採用されるなど好評なことから、機能拡張と製品ラインナップの追加を行います。また、日本のユーザーが使いやすいようにユーザーインターフェースを整備しました。
欧米のメーカーが先行する3Dプリンター業界では、ポリゴン(注1)編集ソフトも欧米製のものが多く、日本語版がない、もしくは日本語版があっても翻訳文がわかりにくいという問題があります。ポリゴンの編集処理においてはコマンドの使い方や、パラメーターの設定が適切でないと良い結果が得られないため、造形モデルの品質の悪化やオペレーターの負担増の原因となっていました。
POLYGONALmeisterでは熟練を要するパラメーター値を自動で初期設定するほか、ガイダンスの工夫、メニューやマニュアルの日本語の質にも徹底的にこだわり、日本のユーザーが安心して使えるソフトウエアを目指しました。
今回、追加したラインナップは、Editor(予定価格40万円)、Simplyfier(予定価格10万円)、Cleaner Plus(予定価格20万円)で、ユーザーのニーズに合わせて最適な製品を選ぶことが可能です。
【POLYGONALmeister製品の概要】
・POLYGONALmeister Editor:クリーニング、簡略化、スムージングなど、すべての機能が利用可能
・POLYGONALmeister Simplyfier(TM):簡略化機能が利用可能
・POLYGONALmeister Cleaner Plus:クリーニング機能と簡略化機能が利用可能
今後は、3Dプリンター、3Dスキャナーメーカーへバンドル販売の働き掛けを行うほか、CAD/CAM/CAEメーカーへポリゴン編集のライブラリ提供ビジネスを強化します。このことにより3年間で500セットの販売を見込んでいます。
■「POLYGONALmeister Editor」の機能と画面
クリーニング、簡略化、スムージングなどポリゴン編集でよく使われる機能がすべて搭載されています。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
■パラメーターの違いによる編集結果の例
最大離れを0.01と0.3で実行した結果を比較。0.3では円弧が崩れています。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照
以上
■注記
注1:ポリゴン
三角形や四角形などの多角形を敷き詰めて、物の表面の形を表現するときの各多角形をポリゴンといいます。計測データの表現や3Dプリンターの入力には通常、三角形の集まりが使われます。
■商標、登録商標
・POLYGONALmeister、POLYGONALmeister Simplyfierは、日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
■関連リンク
・POLYGONALmeister
http://www.excel.co.jp/polygon/index.shtml