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三菱電機グループ、三重県桑名市で太陽光発電量予測サービスを開始
大規模HEMS情報基盤整備事業における「太陽光発電量予測サービス」開始のお知らせ
「翌日の発電量予測」で電力の有効利用を支援する
三菱電機グループのIT事業の中核企業である三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(注1、以下「MDIS」)は、KDDI株式会社の実証地域である三重県桑名市において「大規模HEMS情報基盤整備事業」(注2)を活用した実証事業に参画し、太陽光発電(以下PV、Photovoltaicsの略)発電量予測サービスを提供します。
※イメージ画像は添付の関連資料を参照
この発電量予測データを「HEMSデータ利活用事業者」を通じ一般家庭向けに提供する第一弾として、株式会社Sassor(注3)が「電力見える化・節電アドバイスサービス」の中で、10月1日から三重県桑名市、四日市市、愛知県春日井市を対象に提供を開始しますので、お知らせいたします。
■太陽光発電(PV)発電量予測サービスの概要
太陽光発電は再生可能エネルギーとして普及が期待されていますが、天候や時刻、季節によって発電量が左右されます。翌日のPV発電量を予測しサービス事業者に提供することができれば、PVを利用する一般家庭への情報提供等を通じ電力利用の最適化を図れるようになる等の効果が期待できます。
MDISは今回の実証事業を通して予測の精度向上やサービス事業者に対する利便性の向上を図り、実証事業終了後、大規模HEMS情報基盤整備事業と連携した本格運用を検討いたします。
■サービス事業者での利用想定、および将来構想
サービス事業者における利用形態として以下を想定しています。
・翌日のPV発電量を予測して、この予測に基づいた付加価値サービス(消費者への情報提供や生活パターン指導など)を展開。これにより消費者の節電意識の向上を図るとともに、売電への喜びを感じていただく。
・PVの余剰電力を買い取る自治体、地域コミュニティーや事業者で、翌日のPV発電量を予測して、電力の購入も含め他の電源と組み合わせた需給計画を策定。電力調達の最適化に貢献。
また本格運用後の将来構想として、次の利用を目指します。
・PVを利用する電力事業者が、PV発電予測を基に発電機での発電計画を立て、PVを組み合わせた電力の安定供給を実現。
・PVを自前で持つ自治体、地域コミュニティーや事業者が、PV発電予測を基に電力購入計画を立て、PVと併せた電力を安定利用。また蓄電池との連携も検討。
(注1)
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(略称:MDIS)
取締役社長:牧野友明、本社:東京都港区芝浦4−13−23 MS 芝浦ビル、
オフィシャルウェブサイト:http://www.mdis.co.jp/
(注2)
大規模HEMS情報基盤整備事業について
経済産業省/IAE(一般財団法人 エネルギー総合工学研究所)が実施する「大規模HEMS情報基盤整備事業」において、東日本電信電話株式会社、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、パナソニック株式会社の4社を幹事企業とするiエネコンソーシアムが採択を受け、各社連携のもと、大規模HEMS情報基盤を活用した実証実験を行い、日本におけるHEMS(Home Energy Management System)普及促進、経済性の高いエネルギーマネジメントの実現に向けた事業を推進しています。
(注3)
株式会社Sassor(サッソー)
代表取締役CEO:石橋秀一、本社:東京都千代田区猿楽町2−8−11
オフィシャルウェブサイト:http://www.sassor.com/
関連URL:http://www.mdis.co.jp/