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免疫生物研究所、体外診断用医薬品「LPLラテックス−IBL」の製造販売認証を取得
体外診断用医薬品「LPLラテックス−IBL」の製造販売認証取得
に関するお知らせ
当社は、ラテックス凝集法を用いた「LPL ラテックス−IBL」を開発し、体外診断用医薬品として国内での製造販売認証を取得しましたのでお知らせいたします。
記
1.製品の概要
体内の脂質の消化を行う消化酵素であるリパーゼは、脂質の代謝に関係しており、その中でも、LPL(リポ蛋白リパーゼ)は、食事由来の代謝経路により小腸で合成されるカイロミクロンや内因性の代謝経路により肝臓で合成される超低比重リポ蛋白のトリグリセリド(TG)を加水分解する酵素であります。
LPLの診断薬は、既に、脂質異常症の高TG血症患者を対象として他社から販売されておりますが、当社では新たにラテックス凝集法に適した抗体を開発することに成功し、自動分析装置での測定を可能にしました。このことから、他社の既存製品との差別化を図ることが出来ます。
製品名:LPL ラテックス−IBL
使用目的:血清又は血漿中のリポ蛋白リパーゼ(LPL)の測定
特徴:少数の検体から多数の検体まで幅広く、簡便に対応することができるようになり、検査センターや病院の検査部門などでも広く測定することが可能となります。
製造販売認証番号:227ADEZX00155000
2.販売までのスケジュール
今後、保険適用申請を経て、平成28年2月に販売を開始する予定です。
3.今後の見通し
当該製品の販売開始時期が、平成28年2月予定としていることから、今期業績に与える影響は、軽微でありますが、今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
以上