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東和薬品、山形工場でのジェネリック医薬品40億錠増強で253億円投資
山形工場の設備投資に関するお知らせ
当社は、平成27年9月14日開催の取締役会において、下記のとおり山形工場の設備投資につき決議いたしましたのでお知らせいたします。
記
1. 設備投資の理由
平成25年4月に厚生労働省から発表された「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」で示された“平成30年3月末までに60%以上”という後発医薬品の数量シェア目標達成を見据え、平成30年3月末に3工場で125億錠の生産能力を確保するべく、平成27年5月14日に開示した中期経営計画に沿って設備投資を検討しておりました。
その後、平成27年6月30日に「経済財政運営と改革の基本方針2015」が閣議決定され、“後発医薬品に係る数量シェアの目標値については、2017年(平成29年)央に70%以上とするとともに、2018年度(平成30年度)から2020年度(平成32年度)末までの間のなるべく早い時期に80%以上とする”ことが決まり、ジェネリック医薬品メーカーとしての安定供給責任を果たすために、必要な生産能力について再検討いたしました。その結果、山形工場の生産能力を現在の25億錠から65億錠に引き上げることといたします。
2. 設備投資の内容
場所:
蔵王フロンティア工業団地
山形県上山市金瓶地区
投資額:253億円
生産能力:既存の25億錠に加えて40億錠を増強し、山形工場は65億錠となる。
工期:平成28年6月〜平成29年12月の予定
3. 今後の見通し
今回の設備投資の内容が当期の連結財務諸表に与える影響は、軽微であると考えております。
なお、平成27年5月14日に開示された中期経営計画については、ジェネリック医薬品に関連する制度や施策などの外部環境の予見性が高くなった上で見直し、まとまり次第開示する予定です。
以上