キャセイパシフィック航空、４月１日〜１５日までの日本−香港間の運航状況を発表

キャセイパシフィック航空
４月１日から４月１５日までの日本路線の運航に関して

日本路線の運航状況


　キャセイパシフィック航空は、東日本大震災の影響により日本路線の一部に運航スケジュールの変更が生じているため、４月１日から１５日までの日本／香港間における旅客便の最新運航状況を発表した（一部、政府認可申請中）。

　成田／香港線においては、成田発ＣＸ５０１便、ＣＸ５２１便および、香港発ＣＸ５２４便、ＣＸ５２０便が欠航。一方、羽田／香港線は香港発ＣＸ５４２便が欠航となる。

　旅客便の運航スケジュールの詳細は以下のとおり（時刻は全て現地時間、＋１翌日到着）。


＜成田／香港線（４月１日〜４月１５日）＞
　※添付の関連資料を参照

＜羽田／香港線（４月１日〜４月１５日）＞
　※添付の関連資料を参照


　なお大阪／香港線では大阪発ＣＸ５６７便が４月１日から１５日まで欠航、名古屋／香港線は名古屋発ＣＸ５３５便、香港発ＣＸ５３６便を４月３日から１４日まで欠航としている。姉妹会社香港ドラゴン航空の沖縄／香港線は、２０１１年夏期スケジュールの運航開始を７月３日に延期している。その他の日本路線では、スケジュールどおり運航される。

　日本や香港の当局から得た情報によると、現在のところ東京への渡航は安全であると確認されている。しかしながら、今後も状況を注視しながら必要があればオペレーションの変更を実施していく。

　キャセイパシフィック航空では、乗客にむけて空港へ出発する前にウェブサイト【　http://www.cathaypacific.co.jp　】で最新の運航状況の確認を案内している。


＜被災者への募金および救援活動＞
　キャセイパシフィック航空は、日本での地震や津波被害の被災者に向けた様々な救援活動に取り組んでいる。おもに日本人客室乗務員をはじめとするボランティアスタッフが香港本社ビルで実施した募金活動により、約２００万香港ドル（１香港ドル＝１０．４７円）の義援金が集められた。さらに同額をキャセイパシフィック航空より、加えてスワイヤーグループ慈善信託からも１００万香港ドルが寄付される。集められたすべての義援金は香港赤十字社に送られ、同団体による日本の被災地域向けの支援活動に用いられる。

　キャセイパシフィック航空と姉妹会社である香港ドラゴン航空は毛布などの救援物資の輸送活動にも取り組んでいる。すでに毛布が約８，０００枚、タオル約１０，０００枚や靴下約１０，０００足が空輸され、栃木県の救援物資配送センターに到着している。これに続き、バスタオルとハンドタオルもそれぞれ約５，０００枚が同センターに向けてまもなく輸送予定である。

　キャセイパシフィック航空サイモン・ラージ日本支社長は「この度の東日本大震災で多くの尊い命が失われたことに哀悼の意を表し、心からのご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された地域の方々、関係者には心よりお見舞いを申し上げる。また地震の影響による運航スケジュールの変更に際し、お客様には多大なご迷惑とご不便をお掛けしていることを深くお詫びする。我々にとって乗客および乗務員の安全は最優先事項であり、今後も状況を注視しながら必要なオペレーションを行っていく」と述べるとともに、

　「被災地のニュース映像は痛ましく、救援物資が寒さ厳しい地域の被災者に少しでも役立つものとなれば幸いである。今後も義援金や救援物資の輸送をとおして、被災地の助けになるよう尽力していく」と述べている。