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東京ガス、LNG供給でウィングマリタイムサービスとLNG売買契約を締結
LNG燃料船向けLNG売買契約の締結について
〜日本初LNG燃料船に対してLNG供給を開始〜
東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、LNG燃料船(※1)に対してLNG供給を開始するため、昨日、株式会社ウィングマリタイムサービス(社長:山下 俊憲、以下「ウィングマリタイムサービス」)と、LNG売買契約を締結いたしました。LNG燃料船に対してLNG供給を行うことは、日本で初めてとなります。東京ガスは、LNGローリー車によってLNG供給を行います。
今回、東京ガスがLNG供給を行うLNG燃料船は、日本郵船株式会社(社長:内藤 忠顕、以下「日本郵船」)が日本で初めて建造し、用船者であるウィングマリタイムサービスへ引渡されたタグボート(※2)です。
東京ガスは、船舶への安全なLNG供給手法の確立および関係法令への対応に日本郵船と共同で取り組むことで、LNGローリー車によるLNG供給を実現しました。
東京ガスは、「チャレンジ 2020 ビジョン」において「天然ガスの普及・拡大」を掲げており、今後もエネルギーの安定的かつ効率的な供給と低炭素化につながる取り組みを推進してまいります。
※1:LNGを燃料とする船舶のこと。船舶の燃料は重油を使用することが一般的であるため、窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に削減することができるLNG燃料船は、今後、普及拡大が見込まれています。
※2:大型船が岸壁や桟橋へ離着岸する際に、補助を行う小型船。
*参考画像は添付の関連資料を参照