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岩崎電気、埼玉製作所内に光源・照明器具などの技術開発拠点を新設
研究開発・設計の各技術部門を集約
埼玉製作所に「テクノセンター(技術開発棟)」を新設
岩崎電気株式会社は、技術開発の中核としての役割を担う「テクノセンター(技術開発棟)」を、埼玉製作所(埼玉県行田市)内に新設します。
「テクノセンター」の概要は、4階建て延床面積6,300m2、最大600名の収容人数で、2017年4月に竣工します。光源、照明器具、光応用、回路、生産、新技術開発、シミュレーション(測定・試験・分析評価)の各技術部門約300名を束ね、一部管理部門や品質保証、知的財産部門も集約します。総投資額は、32億円を予定しています。
岩崎電気は、研究開発・設計、製造、物流部門で『改革プロジェクト』を進めています。製造部門においては、「大部屋」と呼ぶ独自の方式によって、開発時から品質とコストを考慮しながら生産性を追求するものつくり改革を積み重ね、サプライチェーン全体の可視化と無駄のない供給体制を作り上げる仕組みづくりを追求してきました。物流部門では、LED照明製造工場の(株)つくばイワサキ(茨城県桜川市)内に新たな物流倉庫を建設中です。最新の物流管理システムを導入して在庫の回転率を高め、商品の横渡し時間の短縮や輸送コストの削減をする「物流拠点の再編」を進めています。
残された課題が研究開発・設計部門でした。光源、照明器具、光応用機器の研究開発・設計の各技術部門が分散しているという問題を解決するため、数年前から「テクノセンター構想」に着手。埼玉製作所内に「テクノセンター」を新設し、技術部門を集約することで開発効率を更に向上させます。これにより、部門横断的な技術的知見や情報の共有、国内外の有力ベンダー(パートナー)との連携、グローバル対応の商品開発を加速させることで、技術部門のシナジー効果を高め、商品企画・事業戦略部門との連携を強化します。
また、技術部門を集約するだけでなく、「テクノセンター」には最新鋭の分析計測機器、環境試験装置、試作加工設備を導入し、より高品質で低コストの当社独自のユニークな高付加価値商品の提供を実現します。更に、コミュニケーションの強化を目的として、海外拠点並びに各事業所間を繋ぐWEB会議システムを導入し、「テクノセンター」を中心としたものつくりネットワークを確立していきます。
■「テクノセンター(技術開発棟)」イメージ図
*添付の関連資料を参照
■「テクノセンター構想」チャート図
*添付の関連資料を参照
■「テクノセンター」の概要
1、建設場所
〒361−8505 埼玉県行田市壱里山町1−1
岩崎電気株式会社 埼玉製作所内
2、着工予定
2016年4月 予定
3、竣工予定
2017年4月 予定
4、建屋の概要
建物構造:鉄骨 地上4階建て
延床面積:6,300m2
5、収容人数
最大600名
6、予定投資額
建物 22億円
開発機器 10億円
合計 32億円
*業績予測への影響:本件による当社グループの平成28年3月期通期業績予測の変更はありません。
*本リリースURL:http://www.iwasaki.co.jp/NEWS/release/2015/technocenter.html