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ZMP、独IBEOのレーザースキャナーを搭載した自動運転車両「RoboCar」を販売開始
ZMPと独IBEO、レーザスキャナを用いた
自動運転車両の共同開発に合意
−RoboCarシリーズにIBEOレーザスキャナを搭載・販売開始−
株式会社ZMP(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)と、ドイツIbeo AutomotiveSystems GmbH(CEO:Dr. Ulrich Lages、以下IBEO)は、IBEOのレーザスキャナを用いた自動運転車の共同開発に合意、ZMPは、IBEOのレーザスキャナを搭載した自動運転車両RoboCar(R)の販売を開始致します。
IBEOは、17年にわたり車載レーザスキャナの技術開発を続けており、現在IBEOのレーザスキャナは世界中で自動運転技術開発のために使われています。ZMPは、自動運転開発プラットフォームRoboCarシリーズを開発・販売するなど、自動運転技術の開発を進めております。
この度IBEOとZMPは、IBEOレーザスキャナを用いたオブジェクト認識技術、自己位置推定技術およびマップ作成技術において、共同開発を行うことに合意しました。また、ZMPは、当社の自動運転車開発プラットフォームRoboCarシリーズに、IBEOのレーザスキャナを搭載したパッケージの販売を開始します。
IBEO CEO Dr.Ulrich Lagesは次のように述べています。「東京のような大都市で自動運転車を開発することはとてもチャレンジングです。ZMPの革新的な自動運転車開発のアプローチを支援できることができ大変光栄です。」
また、当社代表の谷口は、次のように述べています。「世界でもっとも優れたレーザスキャナメーカの一つであるIBEOとの協業を発表できることにとても興奮しています。
IBEOとZMPの組み合わせにより、高効率かつ高性能な自動運転技術の提供が可能となると考えます。
IBEOのレーザスキャナを前後計2個搭載した市販ハイブリッド車ベースのRoboCar HVは、2200万円(税別)で、本日より受注を開始致します。
また、IBEOのレーザスキャナを市販ハイブリッドミニバン車ベースのRoboCar MiniVanに搭載したプロトタイプは、第7回ZMPフォーラムにおいて展示・デモンストレーションを致します。
※参考画像は添付の関連資料を参照
ZMP RoboCarシリーズ
http://www.zmp.co.jp/products/robocar_top
【価格】
RoboCar HV IBEO 基本パッケージ 2200万円(税別)
<構成>
・ZMP RoboCar HV×1
・IBEOレーザスキャナ LUX×2
(前後各1カ所設置。センサフュージョン機能、レーザスキャナ取付加工費含む)
<カスタマイズ>
・最大5個のIBEOレーザスキャナの搭載・統合への対応
・RoboCar PHV、MiniVanへの搭載
上記以外のセンサ搭載、機能追加等のカスタマイズも可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。
【Ibeo Automotive Systems GmbH】
http://www.ibeo-as.com/
本社:ドイツ ハンブルク
CEO:Dr.Ulrich Lages
IBEOは、車載用レーザスキャナ技術において世界をリードする会社です。1998年の創業以来、IBEOはオブジェクトトラッキングと抽出のための革新的アルゴリズムを含む先進的なレーザ計測技術の開発を進めております。
このノウハウにより、IBEOのレーザスキャナ技術を運転支援アプリケーションや自動運転のための高精度マップ作成のリファレンスシステムに活用することが可能となります。
【株式会社ZMP】
http://www.zmp.co.jp/
本社:東京都文京区
代表取締役社長:谷口 恒
「Robot of Everything あらゆるものにロボット技術を応用し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、(1)ADAS(先進運転支援)、自動運転技術開発用プラットフォームRoboCar(R)シリーズ及びセンサ・システムの開発・販売、(2)移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行RoboTest(R)、(3)物流支援ロボットCar(R)iRo(R)の開発・販売を行っています。2015年5月にはDeNAと人に移動革命を起こす「株式会社ロボットタクシー(仮称)」設立を発表するなど、ZMPは圧倒的なビジョンとテクノロジーで世の中に感動を与える製品やサービスを提供してまいります。