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東松島市と積水ハウス、災害公営住宅「市営柳の目東住宅」が竣工し入居開始
災害公営住宅「市営柳の目東住宅」が竣工、入居開始
(東松島スマート防災エコタウン)
宮城県東松島市(市長:阿部 秀保 以下、東松島市)と積水ハウス株式会社(本社:大阪市北区 社長:阿部俊則 以下、積水ハウス)が、官民一体で進めてきた「市営柳の目東住宅」(工事名称:柳の目北地区災害公営住宅)が竣工しました。8月8日(土)より住民の皆様のご入居が始まります。
「市営柳の目東住宅」は、仮設住宅から新たな住まいへのご入居を心待ちにされている住民の皆様に一日も早くご入居頂きたいという東松島市の意向を受け、積水ハウスが企画・設計、土地購入、開発、農地転用、造成、建築を一貫して担う買取型事業を提案、実施した災害公営住宅です。
また、「市営柳の目東住宅」では、周辺の病院・公共施設を結ぶマイクログリッドにより電力を供給し、エコで災害に強いまちづくりの実現を目指す「東松島スマート防災エコタウン」構築事業を進めています。システムの完成、稼働開始は2016年3月の予定です。
<東松島市 阿部秀保市長 コメント>
東日本大震災からの生活再建において、住宅再建の優先度は高く、災害公営住宅のいち早い建設が重要と考えている。復興はまだ道半ばだが、この先、さらに住宅再建の取り組みを加速させていきたい。
また、東日本大震災を通じて、市民の命を守るためには災害時のエネルギー確保が不可欠だと強く認識し、当地では環境省の補助を受け「東松島スマート防災エコタウン」構築事業を推進していく。住宅だけでなく周辺の病院等を含めたマイクログリッドにより電力を供給し災害時にも3日間はエネルギーを通常通り確保できる自治体がエネルギーを確保し、住民の命を守る災害に強い安全・安心のまちづくりは、新しいモデルになると考えている。
※参考画像は添付の関連資料を参照
【「市営柳の目東住宅」概要】
・計画人口:247人
・計画戸数:85戸+集会所(戸建70戸、集合15戸)
・敷地面積:約4ha
・住宅用地:約1.6ha
・公園、緑地:約0.2ha
・防災調整池、水路:約0.9ha
・道路:約1.4km
・その他:約0.1ha
(型式・間取り・戸数)
・戸建 2LDK (59.68m2) 34戸
3LDK (71.30m2) 16戸
4K (78.83m2) 20戸
・集合 1LDK (41.96m2) 15戸
・集会所 (142.34m2) 1棟
※リリース詳細は添付の関連資料を参照