Article Detail
ニフティ、「ニフティクラウド」で定期処理の自動実行を指示する新サービスを提供開始
『ニフティクラウド』、定期処理の自動実行を指示するサービス
「ニフティクラウド タイマー」を提供開始
〜システム運用のさらなる自動化と企業のIoT活用を促進〜
http://cloud.nifty.com/service/timer.htm
ニフティが提供するクラウドサービス『ニフティクラウド』は、本日8月5日(水)、あらかじめ指定した時間に処理の自動実行を指示するサービス「ニフティクラウド タイマー」を提供開始します。
「ニフティクラウド タイマー」では、HTTPリクエストを用いて、任意の処理の自動実行を指示することができます。数分おきに監視処理を実行したり、毎日決まった時間にログをバックアップするなどのバッチ処理にご活用いただけます。また、『ニフティクラウド』のサーバーと連携していて、サーバーの起動、停止、再起動、削除、スペック変更、および「カスタマイズイメージ」(注1)と「ワンデイスナップショット」(注2)の自動実行が可能です。指定した時間帯だけサーバーを稼働させたり、定期的にイメージを取得してサーバーをバックアップするといった用途にご利用いただけます。
さらに、IoT/M2M(注3)に最適化された軽量な通信プロトコル「MQTT」(注4)にも対応しているため、2015年5月からβ版を提供している「ニフティクラウドMQTT」と組み合わせて利用すれば、IoT化されたデバイスへの定期的なメッセージ発行も可能です。
『ニフティクラウド』ではこれまで、サーバー構築などの一連の手順を自動化できる機能「ニフティクラウド Automation」や各種APIの提供を通して、システム担当者の負担軽減と利便性向上に取り組んできました。「ニフティクラウド タイマー」の提供により、システム運用のさらなる自動化を実現するとともに、企業のIoT活用を促進します。
「ニフティクラウド タイマー」の概要は、以下のとおりです。
■「ニフティクラウド タイマー」概要
○サービス名称:ニフティクラウド タイマー
○サービスページアドレス:http://cloud.nifty.com/service/timer.htm
○提供開始日:2015年8月5日(水)
○提供機能
・タイマー設定
実行回数:1,440回/タイマー/日
最小実行間隔:1分
時刻指定形式:分、時、日、月、曜日
作成可能数:30
タイムアウト:20秒
・タイマー実行履歴の取得
取得可能な件数:直近1,000件/タイマー
確認可能な項目:実行時間、実行ステータス
・メール通知
設定可能な通知条件:実行成功/失敗
設定可能な通知回数:1回/1時間
・実行可能な処理
HTTPリクエスト:GET/POST
『ニフティクラウド』サーバー:
起動、停止、再起動、削除、スペック変更
「カスタマイズイメージ」の作成
「ワンデイスナップショット」の作成
そのほかのプロトコル:MQTT、Fluentd(注5)
○利用料金:2,000円/月(税抜)
○利用方法:
『ニフティクラウド』をすでにご利用の方は、コントロールパネルからご利用いただけます。
『ニフティクラウド』をまだご利用でない方は、以下のページからお申し込みください。
http://cloud.nifty.com/flow/
*イメージ画像は添付の関連資料を参照
当社は、これからも「ニフティとなら、きっとかなう。With Us,You Can.」というコーポレートメッセージのもと、今後もお客様の声に基づいたクラウドサービスを展開していきます。
注1)「カスタマイズイメージ」
サーバーを作成する際のテンプレートをイメージ化して保存する機能。
注2)「ワンデイスナップショット」
ある時点のサーバー状態を保存する機能。
注3)M2M(読み方:エムツーエム)
「Machine to Machine」の略。機械と機械がネットワーク上で情報をやりとりし、自動的に制御を行うこと。
注4)MQTT(読み方:エムキューティーティー)
「MQ Telemetry Transport」の略。TCP/IPによるPUB/SUB型のメッセージ配信プロトコル。ネットワークが不安定な場所でも動作しやすいよう、データ通信電文が軽量に設計されている。IoT/M2Mのための接続プロトコルとして最適化されており、センサーからのデータ収集やスマートフォンへのメッセージサービスなどに利用されている。
注5)Fluentd(読み方:フルーエントディー)
オープンソースのログ収集管理ツール。
以上
※製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※特に記載がある場合を除きすべて税抜表示料金です。別途消費税がかかります(非課税、不課税を除く)。