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アサヒグループHD、インドネシアの伝統茶飲料をインドネシア全域で発売
アサヒグループ、インドフードとの開発商品 第4弾
インドネシアの伝統茶を発売
アサヒグループホールディングス(本社 東京、社長 泉谷直木)のシンガポール子会社であるアサヒグループホールディングスサウスイーストアジア(以下、「AGHSEA社」)とインドネシア大手財閥サリムグループのグループ会社のインドフードCBP社(以下、ICBP社)によるインドネシアの清涼飲料事業合弁会社である、PT Indofood Asahi Sukses Beverage(以下、「IASB社」)は、インドネシア人の嗜好にあわせて開発したは飲料『ICHI OCHA Minuman Teh Melati』(PET350ml)を6月中旬よりインドネシア全域で発売しました。
※商品画像は添付の関連資料を参照
■清涼飲料市場について
インドネシアの清涼飲料市場の中でお茶市場は水市場に次ぐ大きなカテゴリーで、今後も拡大が予測されます。その内のPET茶カテゴリーの中でも7割はブラックティーが占めています。ブラックティーとは紅茶やインドネシア独自のジャスミンティーを指します。インドネシアではブラックティーに砂糖を加えたものが、一般家庭で日常的に飲まれています。
■商品特長について
インドネシアの茶畑で採れた高品質な茶葉に2種類のジャスミンの花をブレンドし、最初に抽出されたお茶のみを使用する“一番抽出製法”を用いて製造しています。“一番抽出製法”から生み出される茶葉の本来のフレッシュな味わいと、ジャスミンの華やかな香りが特長です。20〜30代の男女をターゲットとしています。
パッケージは、ブラックティーを想起させる鮮やかなブラウンカラーを基調に、白いジャスミンの花と茶畑をイメージした絵を配置しています。TVCMや交通広告、Webでの商品告知の他、店頭でもサンプリングを行い、さらなる商品の認知度向上を目指します。
■インドフード社との取り組み
2012年にアサヒグループはインドフードグループの子会社であるPT Indofood CBP Sukses Makmur Tbkと清涼飲料の製造合弁会社PT Asahi Indofood Beverage Makmurと販売合弁会社PT Indofood Asahi Sukses Beverageの2社を設立しました。2013年9月にはペプシブランドの炭酸飲料や果汁飲料などを手掛けるPT Prima Cahaya Indobeveragesの全株式を取得しました。さらに、2014年1月には容器入り飲料水事業で市場シェア2位のPT Multi Bahagiaと製造合弁会社と販売合弁会社の2社を設立することにより、水事業を取得するなど、清涼飲料事業における基盤を着実に獲得してきました。また、2014年からは「カルピス」ブランドの受託製造を開始し、グループシナジーの最大化を図っています。
現在、IASB社は、インドネシアにおける清涼飲料販売会社として、飲料水ブランド『クラブ』や、ペプシコブランドの『ペプシ』や『トロピカーナ』などを販売しています。インドフードとの飲料合弁会社が開発した商品としては、2013年12月に緑茶飲料『ICHI OCHA GREEN TEA』、2014年5月にコーヒー飲料『Cafela』を発売しました。今後も、インドネシアにおける中間層の拡大により、さらなる成長が期待される飲料市場において、嗜好の多様化や健康志向の高まりにあわせた魅力的な高付加価値商品の提案を続けていきます。