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旭化成イーマテリアルズ、宮崎県日向市でリチウムイオン2次電池用セパレータ「ハイポア」の能力増強

2011-03-28

「ハイポア」の設備能力増強について


 旭化成イーマテリアルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鴻巣 誠)は、宮崎県日向市において、リチウムイオン2次電池用セパレータ※「ハイポア」の能力増強を決定しましたので、お知らせします。

※ IT携帯機器に搭載されるリチウムイオン2次電池の正極・負極間に位置するフィルムで、正極と負極の接触を遮断しショートを防止すると同時に、正極・負極間でリチウムイオンを透過させる機能を有する部材。


1. 背景
 「ハイポア」は、ポリオレフィンを原料とした多孔質フィルムであり、リチウムイオン2次電池用セパレータとして世界No.1のポジションを有しています。
 リチウムイオン2次電池市場は、ノートブックパソコン、携帯電話等の民生用電子機器用途に加え、今後はハイブリッド自動車、電気自動車等の車載用途でも大きく成長することが見込まれています。
 当社では、滋賀県守山市および宮崎県日向市に「ハイポア」の生産拠点を設け、積極的な事業拡大を図っていますが、今後のセパレータ需要の拡大に向け安定供給体制を更に強固にするため、日向市での増強を決定しました。
 なお、今回増強する日向第4系列は、1系列あたりの生産量として世界最高クラスを実現する設計としており、本設備稼働後の守山・日向両工場トータルの設備能力は約2億5,000万m2/年となります。

2. 設備増強計画概要
(1) 工場所在地 宮崎県日向市細島4区工業団地 (旭化成株式会社 所有地内)
(2) 事業内容 リチウムイオン2次電池用セパレータ「ハイポア」の製造
(3) 設備能力 5,000万m2/年(第4系列)
(4) 設備投資額 約60億円
(5) 稼動時期 2013年春商業運転開始予定


<ご参考>
「ハイポア」の現在の設備能力
・ハイポア工場(滋賀県守山市) : 1億5,000万m2/年
・ハイポア日向工場(宮崎県日向市) : 2,000万m2/年(第1系列)

※ 第2系列(2,000万m2/年)が本年4月、第3系列(1,500万m2/年)が本年6月にそれぞれ商業運転開始予定





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