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日本オラクル、オラクル・クラウド・プラットフォームに新サービスを追加し提供開始

2015-07-28

オンプレミスで豊富な実績のあるオラクルのソフトウェア群をクラウドで提供。お客さまの既存資産を最先端のシステムに進化させ、デジタル・ビジネスを推進


 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は本日、クラウド・アプリケーションをシンプルに構築・拡張し、ビッグデータやモバイルの活用を支援するオラクルのPlatform as a Service(PaaS)である「Oracle Cloud Platform」(オラクル・クラウド・プラットフォーム)に新しいサービスを追加したことを発表します。今回、新たに提供開始したサービスは以下のとおりです:「Oracle Database Cloud−Exadata Service」、「Oracle Big Data Cloud Service」、「Oracle Mobile Cloud Service」、「Oracle Integration Cloud Service」、「Oracle Process Cloud Service」、「Oracle Archive Storage Cloud Service」。
 
 IT専門調査会社 IDC Japan株式会社によると、2013年の国内PaaS市場規模は254億3,800万円、2018年には969億6,400万円となり、2013年〜2018年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は30.7%になると予測しています(*)。このような成長を続ける市場環境に呼応し、日本オラクルは「POCO (The Power Of Cloud by Oracle)」をキーワードに、オラクルのクラウドをより簡単に、分かりやすく、迅速に使える仕組みを構築していきます。その一環として「Oracle Cloud Platform」の専任組織として「PaaS事業推進室」を設立しました。その取り組みは、オラクルのSoftware as a Service (SaaS)事業と連携し、「Oracle Cloud Platform」の市場やお客さまへの価値訴求、最適な導入を通じた中長期に渡るお客さまとの信頼関係構築、より多くのお客さまが「Oracle Cloud Platform」をシンプルかつ迅速に導入できるように、スターター・パックなどのベスト・プラクティスの提供を行います。
 *IDC Japan プレスリリース:国内PaaS(Platform as a Service)市場分析結果を発表 (2014年11月10日)、http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20141110Apr.html

 「Oracle Cloud Platform」の利点は、新規アプリケーションの構築や既存アプリケーションの拡張を行える一方で、アプリケーションを変更せずに既存のオンプレミスのワークロードをシンプルにクラウドに移行できることです。また、ユーザー・エクスペリエンスおよび生産性の向上、データの管理と分析、アプリケーションの迅速な開発・テスト・導入、オンプレミスとクラウド間の連携、豊富なビジネス情報の活用とユーザー間のコラボレーションが可能になります。

 オラクル・コーポレーションは2015年度第4四半期にSaaSおよびPaaSビジネスにおいて4億2,600万ドルの売上を計上し、対前年同期比200%増加しています。「Oracle Database Cloud Service」、「Oracle Java Cloud Service」、「Oracle Documents Cloud Service」、「Oracle Business Intelligence Cloud Service」、「Oracle Database Backup Service」を含む「Oracle Cloud Platform」のお客さまは、2015年度第4四半期に1,419社増加し、累計1,800社を超えました。

 オラクルはクラウドのすべての階層で、最大限に統合された業界標準ベースのサービス群を提供できるクラウドカンパニーです。今後「Oracle Cloud Platform」にサービスを順次追加し、Software as a Service (SaaS)、Infrastructure as a Service (IaaS)、Data as a Service(DaaS)と合わせ、「Oracle Cloud」の広範なポートフォリオを拡大していきます。「Oracle Cloud」の採用は継続的に増え、毎日7,000万人のユーザーによる330億回のトランザクションをサポートしています。「Oracle Cloud」は、世界各地の19カ所のデータセンターに配備された54,000台のデバイスと700ペタバイトのストレージで運用されています。

 本日から提供開始する「Oracle Cloud Platform」の新しいサービスは以下のとおりです:

 ・「Oracle Database Cloud−Exadata Service」:「Oracle Exadata」の強力な性能をクラウドで利用できるようにします。このサービスを利用することで、ミッション・クリティカル環境で稼働している「Oracle Exadata」のようなオンプレミスの本番データベースと同じ機能、パフォーマンス、可用性を持つ「Oracle Database」をクラウド上で実行できます。クラウド上に導入される「Oracle Database」は、オンプレミスで導入されている「Oracle Database」と互換性を持つため、クラウドへのスムーズな移行のみならず、ハイブリッド・クラウド環境の構築も可能です。

 ・「Oracle Big Data Cloud Service」、「Big Data SQL Cloud Service」:企業がビッグデータを取得・管理できるように、HadoopおよびNoSQLデータベース上のさまざまなワークロードを実行するための高パフォーマンスでセキュアなプラットフォームを提供します。「Oracle Big Data Cloud Service」は「Big Data SQL Cloud Service」と組み合わせることで、業界をリードするオラクルのSQL実装をHadoopやNoSQLにまで拡張し、クラウド上で総合的なビッグデータ管理システムを実現できます。

 ・「Oracle Integration Cloud Service」:クラウド環境およびオンプレミス環境のオラクルや他社製アプリケーション間の連携をシンプルに実行します。事前構築済みの連携機能やベストプラクティスの推奨を通じてアプリケーション同士の連携を実現します。「Oracle Integration Cloud Service」は、使いやすさを求めるビジネス・ユーザーの要件と定評の高い「Oracle SOA Suite」のミッション・クリティカル基盤を組み合わせた、シンプルで直観的なアプリケーション統合を提供します。

 ・「Oracle Mobile Cloud Service」:企業におけるモバイル環境をシンプルにすることを目的に、バックエンド・システムの複雑さを解消します。次世代のMobile Backend as a Service(MBaaS)である「Oracle Mobile Cloud Service」を利用することで、モバイル・アプリの迅速な開発と展開を行えるだけでなく、エンタープライズ・グレードの強固なクラウド・インフラストラクチャを提供します。開発者はモバイル・アプリの連携、モバイルAPIやセキュリティなどを気にせずにあらゆるデバイス上で実行できるモバイル・アプリを迅速に開発・提供でます。さらにビジネス・ユーザーはモバイル・アナリティクス機能により、モバイル・アプリの利用状況を把握し、個々の利用に最適化できます。

 ・「Oracle Process Cloud Service」:IT部門の手を借りずにプロセス管理アプリケーションの自動化を実現するための機能をビジネス・ユーザーに提供します。「Oracle Process Cloud Service」は、コードを記述することなくクラウド上でプロセス自動化プラットフォームを提供し、ビジネス・プロセスのライフサイクル管理、正常なプロセスとSLAに関する知見を取得できるようにします。モバイル・ワークフローを提供し、手動プロセスを自動化し、SaaSアプリケーションをカスタマイズすることができます。

 ・「Oracle Archive Storage Cloud Service」:長期保存が必要なアプリケーションとワークロードのためのストレージを提供します。「Oracle Archive Storage Cloud Service」は、企業財務記録、医療・医薬品アーカイブ、文化財コンテンツ、保険記録、マスター・デジタル・フィルムなど、アクセス頻度が少ない大規模データに適しています。このサービスは、企業利用を想定したSLAを保証しており、オラクルおよび他社製バックアップ/アーカイブ/管理ソフトウェアと統合された業界標準のAPIを使用して、アーカイブされた文書やデータにアクセスできます。


■参考リンク
 ・Oracle Cloud Platform
  http://www.oracle.com/jp/cloud/paas/index.html


日本オラクルについて
 日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
 「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合されたクラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。
 URL http://www.oracle.com/jp


■オラクルについて
 オラクルは、クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームの広範なサービス群を最大限に統合し提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。


 *OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。



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