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ヤマハなど、「サンリオピューロランド」で「おもてなしガイド」を活用した実証実験を開始
サンリオピューロランド×ヤマハ Sound UD化プロジェクト
ハローキティに会えるテーマパーク「サンリオピューロランド」での
「おもてなしガイド」を活用した実証実験について
−アトラクションの音声内容が、日本語・中国語・英語の文字となってリアルタイムにスマホに届く−
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:中田卓也、以下、ヤマハ)と、株式会社サンリオエンターテイメント(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:辻信太郎、以下、サンリオエンターテイメント)は、サンリオエンターテイメントが運営するテーマパーク「サンリオピューロランド」(東京都多摩市)にて、ヤマハが開発した「おもてなしガイド」を活用した実証実験を「サンリオピューロランド×ヤマハ Sound UD化プロジェクト」として、8月14日(金)から共同で行います。
*参考画像は添付の関連資料を参照
ハローキティをはじめとするサンリオキャラクターの世界観を表現したアトラクションや本格的なライブショー、サンリオグッズのショッピングを楽しめるサンリオピューロランドには、香港、台湾を中心に世界各国から外国人観光客が訪れ、その割合は年間入場者数の約10%を占めています。近年では、団体での来場だけでなく個人での来場も増加傾向にあります。また、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を控え、より外国人観光客が増えると想定されます。
こうした動向を受け、本実証実験では、サンリオピューロランドのアトラクションに「おもてなしガイド」を導入することで、日本語のわからない外国人や、音声を聴き取りづらい高齢者、聴覚障がい者のお客さまにもよりお楽しみいただけるよう、サービスの充実を目指します。
来場者は、「おもてなしガイド」アプリをお手持ちのスマートフォンからダウンロードすることで、対象アトラクション内で流れる日本語の音声内容を、必要とする言語(日本語・英語・中国語)の文字情報としてお手元で確認できるようになります。アプリはインターネットに接続することなく利用でき、文字情報はアトラクション内の音声と連動してリアルタイムにお客様のスマートフォンに提供されます。実証実験では、お客さまのニーズの把握やアプリの機能性などの検証を行います。
両社は、今回の実証実験を通して「サンリオピューロランド」の更なるサービス向上と、「おもてなしガイド」の更なる機能追加や利便性向上を図り、「音のユニバーサルデザイン化」を推進することで、すべての人にとってやさしいテーマパークとエンターテイメントのあり方を追求していきます。
◇サンリオピューロランド×ヤマハ Sound UD化プロジェクト概要
実施日:2015年8月14日(金)〜11月30日(月)
実施場所:サンリオピューロランド(東京都多摩市落合1−31)
対象アトラクション:メルヘンシアター「不思議の国のハローキティ」
■「おもてなしガイド」アプリ概要
対応環境:iOS 7.0以降対応(App Storeから無償ダウンロード可能)
本実証実験の対応言語:日本語、英語、中国語
*アプリイメージは添付の関連資料を参照
◇おもてなしガイドとは
多数の特許を出願している「音のユニバーサルデザイン化」を支援する新しいシステムです。いつも流しているアナウンスやナレーションをトリガーとして、インターネット環境のないユーザーのスマートフォンに翻訳音声や文字情報を送ることができます。翻訳情報が必要のない方には、普通の音声としてしか聞こえないため、利便性も低下しません。既存のスピーカーやアナウンス設備などを活かしたままの導入も可能です。5月1日から開催の「2015年ミラノ国際博覧会(ミラノ万博)」日本館でも公式採用されています。
「おもてなしガイド」ウェブサイト:http://omotenashiguide.jp/
※「おもてなしガイド」「おもてなしアプリ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
※そのほかの文中の商品名、社名などは当社や各社の商標または登録商標です。
◇関連リンク
http://omotenashiguide.jp/
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ヤマハ株式会社事業開発部 ニューバリュー推進室
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