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関西電力、仏GDF社と液化天然ガス事業で提携
効率的な液化天然ガスの調達や売買を目指したGDF Suez社との協調契約の締結について
当社は、本日、フランスの世界最大級のガス事業者であるGDF Suez社(以下、GDF社)との間で、液化天然ガス(以下、LNG)を効率的に調達、売買することを目的に、戦略的な事業協力に向けた協調契約を締結しました。
本契約は、当社とGDF社それぞれのLNGの供給地と受入地の組み替え、および当社のLNGのGDF社への販売等をはじめとする協業事業の2つの内容から構成されています。
具体的には、当社が北米から購入するLNGをGDF社に販売する一方、その同量程度を、同社が世界各地に保有するLNGプロジェクトから当社が購入した上で、両社のLNGの供給地と受入地を組み替え、LNG調達に係る輸送距離を短縮することで輸送コストの低減を図ります。
もう一方の協業事業は、GDF社が持つ欧州・大西洋圏を中心としたネットワークと、当社が持つアジア圏を中心としたネットワークを活用して、両社のLNGをトレーディングすることや、両社のLNG船の最適な運用等、LNG事業での幅広い協力関係の構築に向け、検討を進めていくものです。
これらにより、両社の需給状況に応じたLNGの販売や買戻しによる適時適量のLNG調達手段の拡充、および収益性確保に繋がるLNG転売が可能となります。
当社は、本契約の締結を通じた世界最大級のガス事業者との戦略的な事業協力により、当社のLNG事業のさらなる強化・拡大を目指してまいります。
以上
別紙:GDF Suez社との協調契約の概要
※添付の関連資料を参照