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アバールデータ、サンプリング部を解析PCから遠ざけて使用できる変換ボードを開発
サンプリング部を解析PCから遠ざけて使用できる
16bit/160MSps/4chのA/D変換ボードを開発
株式会社アバールデータ(以下アバール、代表:広光 勲、本社:東京都町田市旭町1−25−10、URL:http://www.avaldata.co.jp、E−Mail:sales@avaldata.co.jp)は、アナログボード製品Express Converterシリーズの新たな製品「ADO−1616−STD」を、株式会社光コム(代表:福沢 博志、本社:東京都千代田区三崎町3−6−12 KDX神田三崎町ビル3F URL:http://www.optocomb.com、E−Mail:info@optocomb.com)と協同して開発し、2015年7月15日より発売開始する。
ADO−1616−STDは分解能16bit、サンプリング160MSpsを4ch搭載したA/D変換ボード。サンプリング部を解析するPCとは遠ざけて使用できる製品となる。搭載するFPGAにはADO−1616−STDには、ユーザーアルゴリズムを搭載可能。2GByte(DDR3−SODIMM)のメモリを搭載している。取り込んだアナログデータを解析用PCへ転送するために高速光通信「GiGA CHANNEL(ギガチャネル)」(※1)用の光I/Fをボード上に搭載している。解析PC側にはデータ取得用のGiGA CHANNEL ボード「APX−761F」を実装する。ADO−1616−STDとAPX−761F間は最大150mまで離すことができる。このAPX−761Fは、ボード1枚で複数のADO−1616−STDをリング状に接続し(図1)、最大8台(32ch)までのデータを解析PCに取得することができる。
また、ADO−1616−STDは装置への組込み用ボードとして発売するが、筐体に組込み、そのまま設置して使用できる「ADO−1616−BOX」も用意している。
*製品画像は添付の関連資料を参照
製品名:A/D変換ボード
型式名称:ADO−1616−STD
受注開始:2015年7月15日
出荷開始:2015年10月1日
販売予定価格:¥498,000(消費税別)
※1)GiGA CHANNEL(ギガチャネル)はアバールデータが独自に開発した光ケーブルを使った高速シリアル通信技術。
※2)APX−761FはADO−1616−STD用のGiGA CHANNELボード。(別売)
■ADO−1616−STDの特長
●最大160MSps可能なADを4ch搭載
●分解能:16bit
●サンプリングレート:160MHz〜20MHz
●4ch同期サンプリング可能
注)複数チャンネルの連続取り込みには取り込み条件があります。
●メモリに2GByte(DDR3−SODIMM)を搭載
●FPGAにユーザーアルゴリズムを搭載可能
●温度監視機能搭載
●外部クロック1ch、外部トリガ入力2ch搭載
●スタンドアローンタイプで解析PCから分離して設置可能
●ADO−1616−STDとPC間の最大距離は150m
●6.25Gbpsの光回線GiGA CHANNELにより高速データ転送
●解析PCに搭載するAPX−761Fで最大8台のADO−1616−STDからデータ取得
*参考画像は添付の関連資料を参照
*主な仕様などリリース詳細は添付の関連資料を参照