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三菱電機、高い生産性と省エネを実現の三菱炭酸ガス二次元レーザー加工機を発売
加工性能・操作性の向上による高い生産性と省エネを実現
三菱炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015SR−32XP」発売のお知らせ
三菱電機株式会社は、炭酸ガス二次元レーザー加工機の新製品として、薄板から厚板までの加工において、加工性能と操作性の向上により高い生産性と省エネを実現した「ML3015SR−32XP」を9月1日に発売します。本製品は、「MF−Tokyo2015」(7月15日〜18日、於:東京ビッグサイト)に出展します。
*製品画像は添付の関連資料を参照
■新製品の特長
1.最新ビーム制御の採用により、高生産性と高品位加工を両立
・最新ビーム制御の採用により、板厚12mmの軟鋼加工速度を最大10%、板厚6mmのステンレス加工速度を最大40%向上し、薄板から厚板まで幅広い板厚の加工時間を短縮(※1)
・板厚10mmのステンレスの切断面粗さを最大80%低減(※1)し、高品位な加工を実現
・加工前の準備動作を高速化する独自の制御技術により、加工開始までの準備動作時間を最大70%短縮(※1)し、稼働効率を向上
※1 当社炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015eX−S Edition」との比較
2.作業者の熟練度に依存しない直感的な操作で、使いやすさを追求
・操作画面上の加工状況に類似した写真を選択するだけで、作業者の熟練度によらず高品位な加工が可能
・加工状態を見ながら、簡単なダイヤル操作で加工条件の補正を実現
・実際の加工動作に準じた加工時間見積機能の搭載により、計画的な生産をサポート
3.電力・ガス消費量の見える化により、省エネを支援
・電力・ガス消費量モニターの搭載により、生産現場の省エネを支援
・加工完了後、発振器・冷却装置などを段階的に停止させる「ecoモード」搭載により、待機時の消費電力を最大93%削減(※2)
※2 ecoモード非使用時との比較
■発売の概要
製品名:炭酸ガス二次元レーザー加工機
形名:ML3015SR−32XP
標準価格(税抜き):9050万円
発売日:9月1日
生産台数:年間70台
■発売の狙い
板金加工では加工する材料(ワーク)の多様化が進む中、加工の高速化・高品位化と短納期・低コストの両立が求められています。
当社は今回、薄板から厚板までの幅広い板厚において加工性能・操作性の向上による高い生産性と省エネを実現した三菱炭酸ガス二次元レーザー加工機「ML3015SR−32XP」を発売し、生産現場の生産性向上に寄与します
■主な仕様
形名:ML3015SR−32XP
移動方式:光走査方式(XY軸:光移動)
ストローク(X×Y×Z)(mm):3100×1565×150
早送り速度(m/分):XY軸:最大140(合成)、Z軸:65
位置決め精度(mm):0.05/500(X、Y軸)
繰り返し精度(mm):±0.01(X、Y軸)
パルスピーク出力:3200W
定格レーザー出力:2700W
最大加工板厚:
軟鋼19mm ステンレス鋼14mm(※3)
アルミニウム合金10mm
主な標準装備:
・自動焦点プリセット加工ヘッド
・安全カバー
・64bitNC
・タッチパネル 15インチ NC画面
・パレットチェンジャー
・高圧ガス NC制御仕様
・クイックガス交換機能
・ecoモード
・簡易ネスティング機能
・加工時間見積り機能
・電力・ガス消費量モニター
※3 f254mm(f10インチ)レンズ使用時
◇お客様からのお問い合わせ先
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス事業部
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FAX 03−3218−6822