CAC、AWS環境上のメールセキュリティサービスを開始

CAC、AWS環境上のメールセキュリティサービスを開始
〜標的型攻撃対策や誤送信防止など含む機能をオールインワンで提供〜


　株式会社シーエーシー（本社：東京都中央区、代表取締役社長：酒匂明彦、以下CAC）は、アマゾン　ウェブ　サービス（以下、AWS）上で稼働するメールセキュリティサービスの提供を２０１５年７月９日（木）から開始します。本サービスでは、スパム遮断やアンチウイルスの基本的なメールセキュリティ機能に加えて、メール誤送信防止と標的型攻撃メール対策といった企業の深刻なリスクに対応するセキュリティ機能も含め、オールインワンで提供します。CACはAmazon　Virtual　Private　Cloud（以下、Amazon　VPC）上に利用企業専用のメールセキュリティサーバーを構築します（図１）。これにより企業は安全でコストパフォーマンスに優れたAWS上でメールのセキュリティ対策を利用できるだけでなく、管理負担と導入・運用コストの削減が可能になります。本サービスには、ダウジャパン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：金暎●）のTerrace　Spam　Watcher（以下、Spam　Watcher）を採用しています。本サービスは運用機能付きIaaSサービス「C−nu＠ge　Enterprise　Cloud＋」のオプションサービスとして提供します。

　＊●印の文字の正式表記は添付の関連資料を参照

　企業にとって、メールの利用においては機密情報流出や個人情報漏洩などのリスクに適切に備えなければなりません。今回の当社サービス提供は、こうした企業のセキュリティ対応に、高額なアプライアンス製品を導入することなく、また、導入後の運用負担も軽減できる選択肢として提供するものです。

　今後も、CACのC−nu＠ge　Enterprise　Cloud＋では、AWS環境上で企業のアプリケーション利用の安全性をより向上させるサービスを拡充していきます。


■サービスの特徴
・オールインワン
　スパム遮断、アンチウイルス、メール誤送信防止、標的型攻撃メール対策など企業のメール利用に必要なセキュリティ機能を利用企業専用のAmazon　VPC上に構築し、オールインワンで提供します。

・高速メール転送
　Spam　Watcherの高性能な独自MTA（Mail　Transfer　Agent）技術は、メールキューを使わないインメモリ処理を行うため、定常的なメール遅延の問題を解消します。

・短期導入と柔軟なサーバー構成変更が可能
　AWSを利用することで短期間のインフラ環境提供が可能です。また、メール利用量の増加に伴うサーバースペックの変更が簡単に行えるため、アプライアンス製品のリソース不足時のような課題にも対応可能です。


■サービス内容
・各種メールセキュリティ機能の提供
　１．スパム遮断
　２．アンチウイルス
　３．メール誤送信防止
　　添付ファイルの暗号化、送信メールの一時保管によりメールの誤送信を防ぎます。
　４．標的型攻撃メール対策
　　スパム／ウイルス検査後、送信者なりすまし検査、添付ファイル偽装検査により標的型攻撃メールと疑われるメールをユーザーに通知します。
・管理コンソールの提供
・サービスデスクによるサポート


■料金体系（１０００ユーザーの場合）
＜初期費用（税別）＞
　・メールセキュリティサーバー構築費用：６０，０００円
　・Spam　Watcher　ライセンス費用：１，４７０，０００円
＜月額費用（税別）＞
　・Spam　Watcher保守：８６，０００円
　・アンチウイルスライセンス（※１）：４５，０００円
　・APTエディションライセンス（※１）：６２，０００円
　・メールセキュリティサーバー利用料：３１，０００円〜
　※１：アンチウイルス機能、標的型攻撃メール対策機能を利用する際のそれぞれの費用。
　※２：料金体系はユーザー数の増減やメール利用量などにより変動します。


　サービス内容や料金体系の詳細は当社ホームページをご参照ください。
　http://www.cac.co.jp/product/ecplus/mailsecurity.html


［商標等について］本資料に記載されている社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。
　C−nu＠geはCACのクラウドサービスの商標です。
　Amazon　Web　Services、アマゾン　ウェブ　サービス、AWS、Amazon　Virtual
　Private　Cloud（Amazon　VPC）は、Amazon．com，Inc．またはその関連会社の商標です。


＜参考資料＞

　＊図１は添付の関連資料を参照