三菱電機、寒冷地向けビル用マルチエアコン「ズバ暖マルチ」シリーズを発売

低外気温時の暖房能力が向上し、寒冷地における快適性を向上
寒冷地向けビル用マルチエアコン「ズバ暖マルチ」新製品発売のお知らせ


　三菱電機株式会社は、寒冷地向けビル用マルチエアコンの新製品として、外気温度マイナス１５℃でも定格暖房能力（※１）と同等のピーク暖房能力を維持し、さらに暖房能力と省エネ性能を向上した「ズバ暖マルチY」シリーズ１２機種と、外気温度マイナス７℃でも定格暖房能力（※１）と同等のピーク暖房能力を維持する新シリーズ「ズバ暖マルチ７（セブン）」１２機種を、２０１５年８月から順次発売します。

　※１：JIS　B　８６１６：２００６に準拠、室外側吸込空気温度７℃（乾球温度）、６℃（湿球温度）、室内側吸込空気温度２０℃（乾球温度）、冷媒配管相当長７．５mで運転した場合の能力

　＊製品画像は添付の関連資料を参照


＜新製品の特長＞
１．高効率圧縮機の採用により暖房能力が向上し、寒冷地で快適な暖房を実現【ズバ暖マルチY】
　・従来のズバ暖マルチYと同様に外気温度マイナス１５℃でも定格暖房能力（※１）と同等のピーク暖房能力を維持
　・高効率圧縮機の採用により、低外気温時でのピーク暖房能力を従来のズバ暖マルチYに比べ最大２０％向上（※２）し、快適な暖房を実現
　・霜取運転により能力が低下する場合でも、マイナス１０℃まで定格暖房能力（※１）を維持


２．APF（通年エネルギー効率）を改善し、高い省エネ性を発揮【ズバ暖マルチY】
　・高効率圧縮機の採用により、低負荷・中負荷での運転効率を高め、APF（通年エネルギー効率）を約１０％改善（※２）し、年間電気代を抑制可能


３．ズバ暖マルチシリーズに「ズバ暖マルチ７」を新たにラインアップ
　・外気温度マイナス７℃まで定格暖房能力※１と同等のピーク暖房能力を維持できる新シリーズ
　「ズバ暖マルチ７」をラインアップし、マイナス１５℃までの定格暖房能力が不要な場合の選択の幅が拡大


＜発売の概要＞

　＊添付の関連資料を参照


＜発売の狙い＞
　寒冷地において快適な室温環境を実現するため、空調機器には低外気温時でも安定した暖房能力を発揮し、さらに霜取運転時においても室内温度の低下を抑制できる機能が求められます。また、昨今の節電需要の高まりを受け、ビル設備で消費電力量の約５割を占める空調機器の省エネルギー化が大きな課題となっていす。
　当社は今回、暖房能力と省エネ性能を改善した「ズバ暖マルチY」シリーズ１２機種と、外気温度マイナス７℃でも定格暖房能力（※１）と同等のピーク暖房能力を維持できる新シリーズ「ズバ暖マルチ７（セブン）」１２機種を２０１５年８月から順次発売します。


　＊特長の詳細などリリース詳細は添付の関連資料を参照


■製品担当／お客様からのお問い合わせ先
　三菱電機株式会社　冷熱システム製作所　営業部　空調営業課
　〒６４０−８６８６　和歌山県和歌山市手平六丁目５番６６号
　TEL（０７３）４３６−９８１５
　FAX（０７３）４２８−９０１６