EMCジャパン、OS「XIOS」搭載のオールフラッシュアレイ「XtremIO４．０」を販売開始

EMCジャパン、最新OSを搭載したオールフラッシュアレイの最新モデル「XtremIO４．０」の販売を開始
市場をリードするオールフラッシュ　アレイがパフォーマンス、拡張性、ワークロード統合、自動化の飛躍的な向上を実現


　東京発，２０１５年６月２５日−EMCジャパン株式会社（略称：EMCジャパン、本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：大塚　俊彦、URL：　http://japan.emc.com/）は、本日、オールフラッシュアレイに最新OS「XIOS」を搭載した「EMC　XtremIO（エクストリームアイオー）４．０」４０TB　X−Brickモデルの販売開始を発表しました。従来の「XtremIO３．０」を利用しているユーザーに対しては、無償でOSや各種機能をアップグレードします。

　最新OSの「XIOS」は、新たに大規模なオールフラッシュ　アレイ構成をサポートし、オンデマンド機能が強化されています。また、これまで以上のパフォーマンスと可用性でワークロードを統合できます。「XtremIO４．０」４０TB　X−Brickモデルは、スケールアウト　アーキテクチャを基盤に、X−Brick１台あたり４０TBと従来の２倍以上の密度を実現しています。「XIOS」では、最大８台のX−Brick構成をサポートし、パフォーマンスと容量を無停止で拡張でき、データの自動再配置により一貫して予測可能な１ミリ秒以下のパフォーマンスを提供します。

　「XIOS」では、インメモリ　コピー　サービスによってデータセンター　アプリケーションを変革し、ワークロード全体を合理化し、ハイパーバイザーを通じてストレージからアプリケーションへ自動化することが可能になります。このような能力を背景に、現在ソフトウェアの開発／運用（DevOps）やリアルタイム　アナリティクス、本番環境／非本番環境のデータベース　アクセラレーション、SAP環境の統合、プライベート／ハイブリッド　クラウド、エンタープライズ規模のVDI、メッセージングとコラボレーション、EMR（電子診療記録）といったミッション　クリティカルなワークロードとワークフローにおける「XtremIO」の急速な導入が進んでいます。


＜新機能＞
　・データ保護の強化
　　「XtremIO」は、「EMC　RecoverPoint（リカバーポイント）」ソフトウェアを基盤に、強力なスケールアウト　レプリケーションをサポートしています。「XtremIO」のデータは、他の「XtremIO」や「RecoverPoint」がサポートしている他のアレイに複製できます。「XtremIO」レプリケーションは、フラッシュアレイ　レベルのワークロードとデータ変更レートにおいて、データセンター規模の複製でも最大１分のRPO（目標復旧時点）をサポートします。

　・より大規模で高速なクラスタ
　　４０TB　X−Brickモデルは、従来の「XtremIO」システムの２倍の密度を実現しています。また、「XtremIO」クラスタは８台の「X−Brick」、１６のN−wayアクティブ　コントローラ（以前の１２から増加）で構成でき、インラインのデータ削減とスペース効率に優れたコピーを通じて、シングル　ラックでPB規模の有効容量を提供します。

　・オンライン拡張
　　自動リバランスにより、アプリケーションの停止無しに「XtremIO」アレイのパフォーマンスと容量を無停止で拡張できます。

　・アプリケーションの自動化
　　「XtremIO」のコピーデータ管理機能をVMwareやOracle、Microsoft　SQL　Server、Microsoft　Exchangeなどの主要なエンタープライズ　アプリケーション管理スタックに統合することで、スケジューリングやアタッチメント、またアプリケーション　ホストへのスペース効率に優れたコピーの有効期限設定機能の利用など、幅広いユースケースを自動化できます。

　・マルチアレイ管理
　　「XIOS」では、共通の「XtremIO　Management　Server（XMS）」を通じて、複数の「XtremIO」クラスタを単一画面で管理できます。

　・さらに強力なインターフェイス
　　「XIOS」では履歴レポート機能が強化され、２年間の運用履歴が維持されるとともに、洗練されたタギング機能（タグ付けによる整理）と検索機能が、プロビジョニングされている膨大な量のデータ、ホスト、スナップショットをサポートします。また内蔵のレポーティング機能も強化されています。

　・これまで以上の拡張性
　　「XIOS」では、アレイあたりのサポート可能なホスト数、X−Brick数、スナップショット数が大幅に増えています。


　今回の最新バージョンでは、データセンター規模のワークロードと数百万の一貫して予測可能な低レイテンシのIOPSとの統合および、常時オンラインのインライン　データサービスによって、「XtremIO」のミッション　クリティカルな機能がさらに強化・拡張されました。これらの機能が、稼働中のアプリケーションおよび開発、テスト、分析、レポーティングなどすべてのワークフローの両方を通じて、優れたオールフラッシュ　パフォーマンスを提供します。このような統合によってストレージ　スプロール（無秩序な拡大）がなくなり、膨大な量のデータ削減によりインフラストラクチャが簡素化され、ワークフローの画期的な俊敏性（アジリティ）が実現されます。


○価格と提供について：
　■価格：個別見積もり
　■提供開始時期：「XIOS」ソフトウェアおよび４０TB　X−Brickモデルは、本日より提供を開始します。
　■提供について：EMCジャパンおよびEMCジャパンのビジネスパートナーから提供します。

　・製品写真は添付の関連資料を参照


【EMCについて】
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