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川崎重工、58型ばら積運搬船「STENIA COLOSSUS」を引き渡し
ばら積運搬船「STENIA COLOSSUS」の引き渡し
川崎重工は、3月16日に坂出工場において“K”LINE PTE LTD(ケイ ライン プライベート リミテッド)向け58型ばら積運搬船「STENIA COLOSSUS(ステニア コロッサス)」(当社第1677番船)を引き渡しました。本船は、当社が新たに開発した58型ばら積運搬船の5番船です。
本船の引き渡し、主要目ならびに特長は次のとおりです。
<引き渡し>
2011年3月16日
<主要目>
全長:197.00メートル
長さ(垂線間長):194.00メートル
幅(型):32.26メートル
深さ(型):18.10メートル
満載喫水(型):12.65メートル
総トン数:33,096トン
載貨重量トン数:58,731トン
貨物倉容積:73,614m3
主機関:川崎−MAN B&W 6S50MC−C7×1基
連続最大出力:8,630kW×116回転/分
航海速力:約14.5ノット
定員:28名
船級:日本海事協会(NK)
船籍:シンガポール
<特 長>
1)船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を有しています。又、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能です。
2)船体強度の信頼性向上のための新規則(共通構造規則:CSR)を適用し、高い安全性を確保しています。
3)バラストタンクの腐食防止対策として定められた新塗装基準(PSPC)を適用し、高品質の塗装としています。
4)燃料油タンクを二重船殻構造化することで、万一の際の海洋汚染防止対策を施した環境に配慮した船としています。
5)省燃費型ディーゼル主機関及び高効率タイプのプロペラ、さらに当社で開発したカワサキフィン付ラダーバルブ及び抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。
以 上
※参考画像は添付の関連資料を参照