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デュポン、バイオPDOをサントリー天然水 南アルプス白州工場に提供
デュポンのバイオPDOが日本で初めて
サントリー天然水 南アルプス白州工場に採用
デュポン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 田中能之、以下「デュポン」)は、サントリープロダクツ株式会社のサントリー天然水 南アルプス白州工場(山梨県北杜市白州町)新設ラインの中味冷却用媒体として、1,3−プロパンジオール(バイオPDO)、Susterra(R)サステッラプロパンジオール(※)が日本で初めて採用されたと発表しました。
Susterra(R)サステッラプロパンジオールは、先端バイオ技術である発酵プロセスを用いて植物の糖から製造する100%植物由来のグリコールです。人体への高い安全性や、従来の熱媒体と比べ二酸化炭素の排出量がはるかに少ないという特徴があります。また、低温下でも低い粘度を維持する特性を持ち、消費電力を抑え、環境負荷が低いことからも冷却液、熱媒体、不凍液等として世界中の製造現場で使用されています。
このたびサントリープロダクツ株式会社のサントリー天然水 南アルプス白州工場において、新設ラインの炭酸製造冷却工程における冷却用媒体として、その優れた製品特性が評価され、採用に至りました。
<Susterra(R)の主な用途/製品特徴>
製品名:Susterra(R)サステッラ プロパンジオール
用途:
不飽和ポリエステル、
ポリウレタン原料、不凍液、
熱媒体剤、塗料、インク、
医薬中間体 等
特長:
・100%植物由来原料、高純度/低毒性/二酸化炭素発生の軽減
・優れた低温特性(融点−24℃)
・高温での安定性
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
※Susterra(R)サステッラプロパンジオールはデュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社の登録商標です。米国デュポン社と英国テート・アンド・ライル社の合弁会社であるデュポン・テート・アンド・ライル・バイオプロダクツ社が製造、販売するバイオベース材料です。