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CTC、米国の非営利団体「OpenStack Foundation」に加盟しクラウドビジネスを強化

2015-06-23

CTC、OpenStack Foundationに加盟しクラウドビジネスを強化
クラウドに最適化されたアプリケーションおよびインフラ技術を研究


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、2015年6月、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェアOpenStackの普及と開発を推進する米国の非営利団体OpenStack Foundation(※1)」にCorporate Sponsorとして加盟しました。本加盟によってOpenStackに関する技術ノウハウを蓄積していくことで、CTCはOpenStack技術を強化し、ビジネス環境の変化に迅速に対応できる新たなサービスの提供を目指します。

 昨今、クラウドサービスの普及に伴い、各企業では、プライベートとパブリックを組み合わせたハイブリッドな形式でのシステム利用が進んでおり、各クラウドを連携し、効率的にリソースを割り当てるクラウドOSが注目されています。OpenStackはオープンソースのクラウドOSで、多くのクラウドサービスやIT機器との連携により、今後の企業での利用が期待されています。

 CTCは、2013年から、OpenStack上で処理内容に応じてインフラを自動制御するクラウドネイティブ・アプリケーション(※2)の開発とOpenStackを活用したクラウド基盤の技術検証に取り組んできました。
 2015年4月には、IoT(Internet of Things)、モバイル、ビッグデータ、ソーシャル、セキュリティ分野の拡大に対応できるクラウドプラットフォームを研究・開発する「Cloud Innovation Center」を立ち上げ、OpenStackやオープンソースのPaaS基盤、アジャイル開発を主軸に、新しいITシステムについての検討も開始しました。
 CTCは、今回OpenStack Foundationに加盟したことで、OpenStackの活用に加え、ソフトウェアそのものの開発に関与し、OpenStackの一層の普及と発展に貢献して行きます。また、Cloud Innovation Centerを中核として、OpenStackを含めたクラウド技術を持つエンジニアを数百名規模で育成していくことで、新たなITサービスビジネスを創出していきます。

 ※1 OpenStack Foundation:
    OpenStack FoundationはOpenStackエコシステム拡大の中核を担う非営利財団。2012年4月に米国で19の企業および団体が中心となり設立された。Platinum Members、Gold Members、Corporate Sponsorsの3種類があり、グローバルで100以上が参加。日本企業はGold Members、Corporate Sponsorに加盟。オープンソースソフトウェアであるOpenStackの知財とそこに賛同する開発者の権利を守ると共に利用者拡大のための情報交換の場を構築し、その円滑な交流をサポートしている。

 ※2 クラウドネイティブ・アプリケーション:
    業務システムが取り扱うデータ処理件数や処理の種別に応じてクラウド環境の各のリソースを制御する仕組み。

 ※ 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上



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