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三菱電機、ビルシステム事業の人材育成強化で愛知県に研修センターを建設
ビルシステム事業のさらなるグローバル展開に向けた人材育成強化
三菱電機 稲沢製作所 新研修センター建設のお知らせ
三菱電機株式会社は、昇降機およびビルマネジメントシステムの販売・製造・工事・保守を担うビルシステム事業のさらなるグローバル展開に向けた人材育成強化のため、マザー工場である稲沢製作所内に研修センターを建設します。新研修センターは2016年4月から稼働を開始予定です。
※イメージ画像は添付の関連資料を参照
■新研修センターの概要
所在地:愛知県稲沢市菱町1番地(三菱電機株式会社稲沢製作所敷地内)
建築面積:1,083m2(延床面積 2,764m2)
構造:鉄骨造(地上3階建て)
投資額:13.4億円
稼働開始予定:2016年4月
主な施設:
・大研修室(60名収容) 4室(連結可能)
・研修室(12〜21名収容) 6室
・応接室(10〜40名収容) 6室
・スパイラルエスカレーター 1台
■新研修センター建設の狙い
1.研修施設の充実とカリキュラムの拡充による人材育成強化
・大人数向けの集合研修から少人数向けの選抜研修まで様々な研修に対応できるIT環境を整えた研修室を設置
・国内外関係会社を含めた階層別教育・職能別教育など研修カリキュラムを拡充
(主な研修内容)
1.新入社員から中堅社員までの階層別教育
2.昇降機およびビルマネジメントシステム製品における各工程(営業・設計・製造・工事・保守)の職能別教育、指導者の育成
3.経営幹部のマネジメント研修
2.研修ネットワーク強化による技術スキルの向上
・設置・整備を進める世界各地域の研修施設(21拠点)との連携を強化
・研修カリキュラムの世界共通化、高度な技術・技能ノウハウの水平展開、施設の相互活用による、安全・安心に関わる技術スキルの向上
■新研修センター建設の背景
三菱電機のビルシステム事業は、安全・安心・快適な製品とサービスをグローバルに提供し維持していくことを第一とし、製造は世界で14拠点、受注実績93カ国とグローバルに展開しています。2020年度には、海外新設需要の取り込みと国内リニューアル事業の加速などにより、連結売上高7,200億円、海外比率50%を目指します。
その目標達成には、国内外関係会社一体となった事業運営と人材の育成強化が不可欠であり、台湾 TMEC社の研修センター(2014年11月稼働)やタイ MET社の研修センター(2015年5月稼働)、エジプト MEGPT社研修センター(2015年5月稼働)など、世界各地域に研修施設の設置・整備を積極的に推進しています。
今回、新たに開発・製造の中核である稲沢製作所内に研修センターを建設し、グローバル人材、海外関係会社の現地スタッフおよび幅広く事業全体に精通した人材の育成を強化し、世界の昇降機トップブランドとしてさらなる事業拡大を図ります。
※参考資料は添付の関連資料を参照
■稲沢製作所について
三菱電機稲沢製作所は1964年に、昇降機の専門工場として設立し、安全・安心に加え、高性能・高品質といった高い技術力を誇る製品を次々に生み出してまいりました。
1982年には入退室管理システムなどのビルマネジメントシステム製品の開発・製造を開始し、2014年には昇降機の累計生産台数45万台を突破しました。昨年創立50周年を迎えた稲沢製作所は、これからも全世界の生産拠点を統括するビルシステム事業のマザー工場として、成長を続けてまいります。
・お客さまからのお問い合わせ先
三菱電機株式会社 稲沢製作所
〒492−8682 愛知県稲沢市菱町1番地
TEL:0587−23−1111