協和発酵キリン、カルシウム受容体作動薬「レグパラ錠１２．５mg」を発売

カルシウム受容体作動薬「レグパラ(R)錠１２．５mg」の発売について


　協和発酵キリン株式会社（本社：東京都、代表取締役社長：花井陳雄、以下「協和発酵キリン」）は、本日２０１５年６月１６日、カルシウム受容体作動薬「レグパラ(R)錠１２．５mg（一般名：シナカルセト塩酸塩）」を発売いたします。

　「レグパラ(R)錠（以下、「レグパラ(R)」）」は、副甲状腺のカルシウム受容体に作用することにより、副甲状腺ホルモン（PTH）の分泌を抑制する薬剤であり、２００８年１月に維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤として発売されています。また２０１４年２月には「副甲状腺癌における高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症」の効能・効果および用法・用量追加の承認を取得しました。
　今回発売する「レグパラ(R)錠１２．５mg」は、低用量規格として２０１５年２月１０日に承認を取得し、同年５月２９日に薬価基準に収載されました。レグパラ(R)は、国内販売を開始して７年が経過し、多くの患者さんにお使いいただいていますが、本剤の反応性及び忍容性は患者さんごとに異なります。「レグパラ(R)錠１２．５mg」により、今後、きめ細かな用量調整が可能となることが期待されます。

　※製品画像は添付の関連資料を参照


　協和発酵キリングループは、ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します。


■「レグパラ(R)錠」の製品概要
　製品名：レグパラ(R)錠　１２．５mg★、２５mg、７５mg
　一般名：シナカルセト塩酸塩
　効能・効果：
　　１．維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症
　　２．下記疾患における高カルシウム血症
　　　・副甲状腺癌
　　　・副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症
　包装：レグパラ(R)錠　１２．５mg★、２５mg、７５mg／１００錠
　承認取得日：２０１５年２月１０日
　薬価基準収載日：２０１５年５月２９日

　★：今回追加