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武田薬品、米国のワクチン事業運営をボストン/ケンブリッジ地域へ統合

2015-06-09

米国におけるワクチン事業拠点のボストン/ケンブリッジ地域への統合について


 当社は、このたび、Vaccine Business Unitについて、ワクチン事業のさらなる成長およびノロウイルスワクチン、デング熱ワクチン、季節性インフルエンザワクチンなどの重要なワクチンの開発加速に向け、グローバルおよびリージョナル拠点を設置し、米国におけるワクチン事業運営を統合することをお知らせします。

 今後、米国マサチューセッツ州ボストン/ケンブリッジ地域とスイス・チューリッヒが、国外における当社のVaccine Business Unitのグローバル拠点となります。また、シンガポールとブラジルは、引き続き同ユニットのリージョナル拠点として、さらに山口県光市、米国ノースカロライナ州ダーラム、ドイツ・ジンゲンは、同ユニットの製造拠点として機能します。

 米国では、製造以外の全てのワクチン事業運営の拠点を新たなグローバル拠点であるボストン/ケンブリッジ地域に移します。これにより、Vaccine Business Unit内のコミュニケーションおよび連携が強化されるとともに、ケンブリッジにおける当社研究開発のプレゼンスをワクチン事業においても活かすことができます。また、ボストン/ケンブリッジ地域の優れたバイオベンチャーや製薬企業、優秀な人材にアクセスすることも可能となります。

 本体制の発足に伴い、2012年にLigoCyte社買収により獲得した米国モンタナ州ボーズマン、2013年にInviragen社買収により獲得した米国ウィスコンシン州マディソン、米国コロラド州フォートコリンズの3つの拠点を閉鎖します。また、現在米国イリノイ州ディアフィールドにあるVaccine Business Unitの本部機能をボストン/ケンブリッジ地域に移します。この移転は2年をかけて実施し、2017年半ばに完了する予定です。

 当社のVaccine Business Unitプレジデント Rajeev Venkayyaは、「当社はノロウイルスワクチン、デング熱ワクチン、季節性インフルエンザワクチンなど、世界中の人々の命を救う革新的なワクチンの開発に全力で取り組んでまいります。当社は、ボーズマン、フォートコリンズ、マディソン、ディアフィールドを拠点とした事業運営体制において、デング熱ワクチンとノロウイルスワクチンの後期臨床試験への移行に成功しました。今回の拠点統合により、臨床第3相試験で必要とされる効率的かつ、卓越した事業運営が可能となるとともに、当社は、これら有望なワクチンのグローバルでの製品化に向け、準備を進めてまいります」と述べています。


以上


<Vaccine Business Unitについて>
 当社は、人々の健康を守るため、日本で60年以上にわたりワクチンをお届けしています。当社は、2012年1月にワクチン事業部門を設立し、本拠を米国イリノイ州ディアフィールドに置いています。現在、当ユニットは、デング熱やノロウイルスなどワクチンが存在しない領域における世界で最も重要な課題に対するワクチンの開発に注力しています。





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