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住友商事、ベトナム ビンフック省と第三タンロン工業団地の開発に合意

2015-06-04

ベトナム ビンフック省における第三タンロン工業団地の開発について


 住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村 邦晴、以下「住友商事」)は、ベトナム ビンフック省(ハノイ市北)との間で、第三タンロン工業団地(以下「第三タンロン」)の開発に合意しました。

 ベトナムは、安定した政情、豊富で優秀な労働力、整備・改善が進む社会・交通インフラ等の点が評価され、ASEAN共同体(AEC)発足に伴いASEAN域内の製造拠点としての注目度が増していることに加え、環太平洋戦略的経済協定(TPP)加盟により、世界各国向けの輸出拠点として今後益々製造企業等の新規進出、既進出企業の拡張などが見込まれています。また、ASEAN第三位の人口(約9,000万人超)を有し、若年層の厚み、中間所得層の拡大などから消費市場としての将来性が期待されています。

 住友商事は、1997年にハノイ市に第一タンロン工業団地(以下「第一タンロン」)を、2006年にフンイエン省に第二タンロン工業団地(以下「第二タンロン」)を開業しており、第三タンロンがベトナムにおける三つ目の工業団地の開発となります。第一タンロンと第二タンロンは、合計面積620ヘクタール、約150社の企業が入居しています。現在販売中の第二タンロン第二期(開発面積:126ヘクタール)は既に販売面積の三分の一が販売済みであり、一部の工場では建設が始まっています。昨今需要が高まっている500平方メートルから2,000平方メートル規模の貸工場も逐次増床しており、お客様の幅広いニーズに応え、ベトナム進出をサポートしてまいります。

 第三タンロンは、ハノイ中心部から北に44キロメートル、ノイバイ国際空港から北西に20キロメートルに位置し、ハイフォン・カイラン両港からの自動車専用道路でアクセスが可能な好立地です。開発面積約200ヘクタール(当初予定)、総事業費は約150億円を予定しており、日系製造業等の伸長する需要に対応するべく、2018年の開業を目指します。

 住友商事は、日系商社で唯一工業団地の開発、販売、運営を専門に行う海外工業団地部を1995年に設立し、既にインドネシアフィリピンベトナムミャンマーにおいて、自社で工業団地の開発・販売・運営を手掛け、タイ・カンボジアにおいて販売代理を行っております。これまでに合計約1,800ヘクタール、約360社の入居企業の誘致を行っており、今後も新規工業団地の開発、既存工業団地の拡張を行い、日系企業の海外進出をサポートしてまいります。


■参考資料[1]第三タンロン工業団地(仮称)概要
 1.事業主体:Thang Long Industrial Park (Vinh Phuc) Corporation
   (通称:TLIPIII)
 2.出資比率:住友商事100パーセント
   (内、ベトナム住友商事から20パーセント出資予定)
 3.所在地:ベトナム ビンフック省
   (ハノイ市中心部から44km/車で55分)
 4.開発面積:200ヘクタール超(当初予定)
 5.操業開始:2018年予定


■参考資料[2]第三タンロン工業団地地図

 ※添付の関連資料を参照


<関連リンク>
 >企業情報:環境・インフラ事業部門
 http://www.sumitomocorp.co.jp/company/business_summary/infrastructure/
 >事業紹介:環境・インフラ事業部門
 http://www.sumitomocorp.co.jp/business/unit/infrastructure/





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