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谷沢製作所、「エアライト」搭載シールド面付きヘルメット3型式を発売
涼しさと安全性を両立した新内装「エアライト」に待望の製品が登場
「エアライト」搭載シールド面付きヘルメット発売
産業用ヘルメットのトップメーカー、谷沢製作所(東京都中央区新富2−8−1、谷澤和彦社長、03・3552・5581)は、通気性・安全性に優れたヘルメット用内装「エアライト」を搭載したヘルメットの第二弾として、シールド面付きヘルメット3型式を発売します。
「エアライト」は従来の発泡スチロールに代えて、ハンモック部分に六角柱の衝撃吸収体「ブロックライナー」を一体成形した新型内装です。この内装を用いることにより、ヘルメット内部の空間を約1.5倍(当社比)広げるとともに、歩行すると顔に当たった風が発泡スチロール製の部品に遮られることなく流れ込むため、換気性が高まり、温度や湿度が上がりにくくなります。
現在、型式検定を取得して販売中の製品は10型式を超え、当初の販売予定を大きく上回る注文を頂いています。
※製品画像は添付の関連資料を参照
一方、シールド面付きヘルメットは、保護メガネを作業中にいつでも身近において、危険作業を行う際にはすぐに使えるようにしたいというニーズに応えた製品です。当社では1966年より他社に先駆けて販売して参りましたが、ここ数年、作業中の目の保護に有効な保護具として脚光を浴び、販売数量を大きく伸ばしています(当社の2014年度の販売個数は2004年度比6.2倍、2013年度比10%増)。
昨年7月に「エアライト」搭載ヘルメットを発売後、多くのユーザーの皆様から、シールド面付き保護帽への展開についての強い要望を頂き、開発を進めて参りました。前頭部のシールド面収納部分に「ブロックライナー」をどう配置するかという難題がありましたが、安全性能を損なうことなく製品化することが出来ました。
※参考画像は添付の関連資料を参照
この度発売する「エアライト」搭載シールド面付きヘルメットの「エアライト」に関する特長は次のとおりです。
(1)涼しい
風の通り道を塞ぐ遮蔽物がありません。
ゆっくり歩く程度の僅かな風でも、頭頂部の広い空間に入り込み、頭部の熱を排出します。
湿気も同時に排出するため、ムレにも効果があります。
(2)安全
安全性においても、「保護帽の規格」で定められた試験箇所(前頭部・後頭部・頂部)はもちろんのこと、タニザワが独自に設定したほとんどの試験箇所で、従来品と同等以上の性能を発揮します。
(3)かんたん交換
内装を帽体に取り付ける掛け具部分には「サムリリース機構」を搭載しました。
今まで内装を交換するにはコツや力が必要でしたが、親指で押しながらスライドさせるだけで簡単に外れるようになりました。
これにより、汚れた内装の交換や、電気用ヘルメットの定期自主検査にかかる時間が大幅に短縮できます。
2015年6月1日発売。ST#141VJ−SH、ST#161VJ−SH、ST#1610VJ−SHの3型式で販売を開始し、順次搭載型式を増やしていきます。価格は従来品に比べて定価で300円アップ。初年度は従来品からの切替えを含め、20万個の販売を目指します。
※グラフ資料は添付の関連資料を参照