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東京製綱、5ヵ年の新中期経営計画「TCT−Focus 2020」を策定
新中期経営計画「TCT−Focus 2020」について
当社グループは、平成27年度から平成31年度の事業運営の指針となる新中期経営計画「TCT−Focus 2020」を策定しました。主な内容は、以下のとおりです。
I 基本方針
当社は、昨年6月に平成26年度から平成27年度の2ヵ年の現中期経営計画「TCT−フォワード」を公表し、当期間を「平成28年度以降の飛躍に向けた基礎づくり期間」と位置付け、収益力強化に取り組んでまいりました。
1年目の平成26年度は計画値を上回る業績の達成に加え、スチールコードセグメントの黒字化、海外成長市場におけるインフラ製品展開、炭素繊維複合材ケーブル(以下「CFCC」といいます。(※末尾注))の蒲郡工場における量産化等、当初掲げた諸施策を前倒しで進めることができました。2年目となる本年度は、既に基礎づくりのステージから次段階の成長へとステップアップする局面を迎えております。
このような事業環境の変化に鑑み、この度、当社は、現中期経営計画2年目となる本年度の見直しを含む、平成27年度から平成31年度の5ヵ年の新中期経営計画「TCT−Focus 2020」を策定いたしました。当社はこの5年間を「事業基盤の更なる強化」と「成長戦略の着手・実行」の期間と位置付け、将来に亘り成長・社会貢献し続けるための諸施策を展開してまいります。
具体的には、下記5点に注力し、これらを実現することで、株主の皆様のご期待に応えてまいり
たいと考えております。
1. 拡大・本格化するCFCC事業の推進
2. 海外インフラ需要、新規マーケットへの積極的展開
3. スチールコード事業の体質転換
4. 国土強靭化等インフラ需要に対応した国内市場の確実な捕捉
5. 財務基盤の強化
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
※(注)「CFCC」は東京製綱株式会社の登録商標です。