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富士ゼロックス、クラウド活用したプリントサービスを提供開始 フルカラーデジタル複合機ラインアップも強化
クラウドを活用したプリントサービスの提供開始、
フルカラーデジタル複合機の主力ラインアップを強化
モバイルワークや柔軟な働き方に向けて新たな価値を提供
富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:山本 忠人)は、お客様の課題解決のための新しい価値提供に向けて、クラウドを活用したプリントサービス「Cloud On−Demand Print(クラウドオンデマンドプリント)」を5月21日、オフィス向けフルカラーデジタル複合機「ApeosPort−V C(アペオスポート ファイブ シー)」シリーズ9機種および「DocuCentre−V C(ドキュセンター ファイブ シー)」シリーズ9機種、計18機種(※1)を5月29日に発売いたします。
◆クラウドを活用してより柔軟なプリント環境の構築を支援
クラウドを活用して事業所、企業間での柔軟なプリント環境を構築するプリントサービス「Cloud On−Demand Print(クラウドオンデマンドプリント)」は、移動先でのプリント業務を簡単に行え、一元管理できるサービスです。
・「ここで、すぐにプリントしたい」に対応、業務の効率化を支援
他拠点でプリントする場合、その拠点で使われているプリンターのドライバーをインストールする、USBを持ち歩いてプリントするなど「プリントするための手間」が発生しますが、「Cloud On−Demand Print」を活用し、クラウドサーバーにプリントジョブをアップロードすれば、インターネットに接続している当社のどの複合機(※2)(※3)からでもプリント指示ができるので、出先で急にプリントが必要になった場合などのプリント業務を効率化します。
また、無償の専用モバイルアプリ(※4)やWindows専用のプリントツール(※5)を提供し、Webブラウザー以外からもプリントジョブをアップロードしプリントすることが可能です。
・プリント業務の管理工数を低減
「Cloud On−Demand Print」はインターネット環境があれば利用できるサービスで、サテライトオフィスや工事事務所など期間を限定したオフィスにプリントのためのLANを構築する必要がありません。また、企業間プロジェクトで複数の企業で1台の複合機を利用したいなどのテンポラリーなプリント業務に迅速に対応し円滑な業務遂行に貢献します。
さらに「誰が」「いつ」「何を」「どの複合機で」プリントしたかの利用ログも参照でき、セキュリティーにも配慮したサービスです。
・どこでも業務できる新たなワークスタイルを提供
富士ゼロックスのクラウドストレージサービス「Working Folder(ワーキングフォルダー)」と連携することで、「Working Folder」に格納した文書を編集して「Cloud On−Demand Print」を利用してプリントするなど、出張先のオフィスや出先の空き時間でも会社の自席と同じように業務できる新たなワークスタイルを提供します。
※1:ApeosPort−V C7776/C6676/C5576/C4476/C3376/C2276、DocuCentre−V C7776/C6676/C5576/C4476/C3376/C2276
ApeosPort−V C7785/C6685/C5585、DocuCentre−V C7785/C6685/C5585
※2:利用する複合機は事前に登録が必要です
※3:対応機種
ApeosPort−V C7776/C6676/C5576/C4476/C3376/C2276
DocuCentre−V C7776/C6676/C5576/C4476/C3376/C2276
ApeosPort−V C7785/C6685/C5585
DocuCentre−V C7785/C6685/C5585
ApeosPort−V C7775/C6675/C5575/C4475/C3375/C2275
DocuCentre−V C7775/C6675/C5575/C4475/C3375/C2275
上記以外の機種については順次対応予定です。
※4:iOS/Android向け
※5:Wndows PC専用のプリントジョブアップロードソフトウェア。当社公式ホームページから無償ダウンロードで提供。
■Cloud On−Demand Printの利用イメージ
・参考資料は添付の関連資料を参照
◆フルカラーデジタル複合機の主力ラインアップの機能を強化
今回発売する18機種すべてに共通の最新コントローラーソフトウェアを搭載し、モバイル/クラウドソリューションの対応力を強化することで、お客様のさらなる業務効率化や課題解決に貢献します。
・モバイル機器(*6)からのプリントニーズに対応
従来提供していたAirPrintやPrint Utility for iOS/Print Utility for Android、Googleクラウドプリントなどのモバイル機器からのプリント機能に加え、新たにMopria(TM)プリント(*7)に対応しました。また、無線LANコンバーター(オプション)との接続によりWi−Fi Directも利用可能となり、アクセスポイントがない場所でも、手軽にモバイル機器から直接複合機に接続してプリントができます。
・スキャン機能の活用に使いやすい操作画面を提供
無償の追加型アプリケーション「かんたんUI パッケージ2」の“スキャンオート”を複合機にプレインストール(*8)しました。原稿の両面/片面や原稿セット方向を検知し、不要な白紙の削除や原稿の正立を自動で行うことで、初めてスキャン機能を利用する方でも煩わしい設定をせず、スタートボタンを押すだけで迷わずスキャン機能を利用できます。これにより、標準で搭載している「カラー1パス両面読み取り」機能による高速カラースキャン(両面160ページ/分(A4ヨコ)(*9))を活用し、簡単かつスピーディーにスキャンが可能となります。
・「Smart WelcomEyes Advance 2」(*10)により環境性能が進化
従来機ApeosPort−V C7775シリーズおよびDocuCentre−V C7775シリーズにオプション搭載の「Smart WelcomEyes Advance」(*11)の性能を向上させ、利用者を特定するための「顔認識カメラ」に新レンズを採用することで、照明の逆光による白飛びや照明変化による認識不良を低減しました。これまでの優れた「省エネ」と「静音」性能をそのままに「使いやすさ」をさらに向上、トータルな環境性能を進化させ、体感待ち時間ゼロでストレスフリーながらエコを実現します。
*6:無線LANコンバーター(オプション)が必要
*7:モプリア プリント:Mopria Print service(*)の入ったモバイル端末から、Mopria認証機器にメーカーや機種ごとの印刷用アプリケーションをインストールすることなく簡単に出力できる規格
*Mopria Print Service はGoogle Playから無料でダウンロードできます。(Android 4.4以降)Mopria(TM)は、Mopria(TM) Allianceの登録商標です。
*8:機械管理者が本機能を有効化する必要があります。
*9:当社標準原稿(A4ヨコ)、200dpi、親展ボックスまで
搭載機種:ApeosPort−V C7776/C6676/C5576/C4476/C3376/C2276、DocuCentre−V C7776/C6676/C5576/C4476/C3376/C2276のPFS−PCモデル
*10:オプション
*11:搭載されている2つのカメラが近づいてくるユーザーを検知・認識し、スリープモードからすぐに操作できる機能
■各商品の標準価格と販売目標
◆Cloud On−Demand Print
【標準価格】
商品名:Cloud On−Demand Print 基本料金(10ユーザーライセンス込み)
標準価格(税別):1,000円/月
商品名:Cloud On−Demand Print ユーザー追加オプション(ユーザー数10人追加)
標準価格(税別):1,000円/月
【販売目標】
5,000契約/年間
◆ApeosPort−V Cシリーズ/DocuCentre−V Cシリーズ
【標準価格】
・表資料は添付の関連資料を参照
【販売目標】
ApeosPort−V C7776/C6676/C5576/C4476/C3376/C2276
DocuCentre−V C7776/C6676/C5576/C4476/C3376/C2276
:合計84,000台/年間
ApeosPort−V C7785/C6685/C5585
DocuCentre−V C7785/C6685/C5585
:合計5,000台/年間
・iPad、iPad Air、iPad mini、iPad mini Retina、AirPrintはApple Inc.の商標です。
・IOSの商標は、Ciscoの米国およびその他の国のライセンスに基づき仕様されています。
・Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
・Xerox、Xerox ロゴ、およびFuji Xerox ロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
・その他プレスリリースに掲載されているサービス、商品名等は各社の登録商標または商標です。