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日本IBM、ストレージ基盤を最適化するSaaS形式の新ソリューションを発表
ハイブリッド・クラウドを支える新たなSoftware Defined Storage
データを効率的に管理し、ストレージのコストをGBあたり最大50パーセント削減
日本IBMは本日、データ管理をハイブリッド・クラウド・サービスとして提供し、オンプレミスのストレージ基盤を最適化するSaaS形式の新たなソリューション「IBM(R) Spectrum Control Storage Insights」を発表します。
30分足らずで導入できる「IBM Spectrum Control Storage Insights」を活用することで、お客様はストレージの消費量を部門別やアプリケーション別といった粒度で個別に把握することが可能になります。ストレージの可視性を高めることでストレージ管理を簡素化するとともに、アナリティクスを適用して容量計画を容易にするとともに、パフォーマンス監視の強化を実現します。また、使用率の低いストレージを再利用することによりストレージの使用率を改善するほか、データの配置を最適化することでストレージのコストをGBあたり最大50パーセント削減します。
IBMは2015年2月に、ソフトウェアを組み合わせることでストレージの経済性を変革し、ストレージの非効率性を解決する新しいソフトウェア製品群「IBM Spectrum Storage」を発表しました。「IBM Spectrum Storage」は以下の6つの製品群で構成されています。
○IBM Spectrum Accelerate
IBMのXIVハイエンド・ストレージ装置のソフトウェアに基づくIBM Spectrum Accelerateは、素早い実装が可能なグリッド・スケールのブロックストレージで、どこからでも高速なデータ・アクセスを可能にし、クラウド環境における高い柔軟性を提供します。また、IBM Design Labと業界有数のデザイナーが開発した単一のダッシュボードで、データを柔軟かつ高いコスト効率で管理します。
○IBM Spectrum Scale
クラウドやアナリティクスに求められる優れた拡張性と俊敏性を備え、グローバルな共有アクセスを実現するSoftware Defined Storageです。
○IBM Spectrum Virtualize
IBM Spectrum Virtualizeは、10年以上にわたり業界をリードするストレージ仮想化であり、既存ストレージのリソース使用率を改善し、シンプルで優れた拡張性とコスト効率に優れたITインフラを実現します。
○IBM Spectrum Control
IBM Spectrum Controlは、簡素化や自動ストレージ・プロビジョニング、キャパシティ管理、可用性モニタリングおよびレポーティングを行ない、仮想環境やクラウド環境、ソフトウェアで定義された環境の効率的なインフラ管理を行ないます。
○IBM Spectrum Protect
IBM Spectrum Protectは、ソフトウェアで定義された環境、仮想環境、物理環境、クラウド環境向けに、信頼性が高く効率的なデータ保護と回復力を提供します。
○IBM Spectrum Archive
IBM Spectrum Archiveは、アクセス頻度の少ないデータをディスクからテープへと自動的に移動させ、従来のテープ・アプリケーションがなくても、使い勝手良く、コストを低減することができます。
IBM Spectrum Storageをはじめ、z Systems、IBM Power Systems、IBMミドルウェア、IBM SoftLayerおよびOpenStackソフトウェアを組み合わせることで、お客様の要件を満たす自由度の高いハイブリッド・クラウドを構築することが可能になります。これにより、お客様は従来型の業務処理システムと新しい顧客接点システムの連携という課題に対応するとともに、データから有用な洞察をスムーズに得ることができます。
以上
<関連情報>
IBM Spectrum Storage
http://www.ibm.com/systems/jp/storage/spectrum/
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Spectrum Accelerate、IBM Spectrum Archive、IBM Spectrum Control、IBM Spectrum Protect、IBM Spectrum Scale、IBM Spectrum Storage、IBM Spectrum Virtualize、Power Systems、z Systemsは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
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