バンドー化学、グローバル競争力強化などでベルト製品の国内生産ラインを刷新

ベルト製品の生産ライン刷新に関するお知らせ


　バンドー化学株式会社（本社：兵庫県神戸市）は、中長期経営計画“Breakthroughs　for　the　future”（未来への躍進）の第１ステージ（２０１３年度〜２０１７年度）に向け、指針の１つである「ものづくりの進化」のもと、品質を向上するとともに、生産性の飛躍的な向上を図り、グローバル競争力を強化すべく、国内工場において、主力のベルト製品の生産ラインを刷新し、製法革新に着手することにいたしました。


１）加古川工場のコンベヤベルト生産ライン刷新について
　当社は、１９２１年（大正１０年）に国産初のコンベヤベルトの製造を開始して以来、日本のコンベヤベルトメーカーのパイオニアとして、多くのお客様に製品を提供してまいりました。コンベヤベルトは、海外市場を中心に今後もさらなる需要の拡大が見込まれ、グローバル競争力を強化し、お客様により高品質な製品を提供するため、加古川工場（兵庫県加古川市）のコンベヤベルト生産ライン刷新を行うことにいたしました。総投資額は約２０億円を予定し、今年度は第１次投資として約８億円規模の設備投資をする見込みであります。
　なお、新生産ラインは２０１６年１月に稼働する予定です。


２）足利工場の精密ベルト生産ライン刷新について
　当社は、１９６１年（昭和３６年）にポリウレタン機能製品（当社製品名バンコラン(R)）の製造を開始して以来、OA機器などに組み込まれる多くの製品を提供してまいりました。近年、OA機器の多機能化、高精度化、環境条件の多様化が進展し、それらのニーズに応える精密ベルトの需要も堅調に推移しております。お客様からの信頼をさらに強固にすべく、足利工場（栃木県足利市）のポリウレタン製の精密ベルト生産ライン刷新を行うことにいたしました。約２億円規模の設備投資を行い、新生産ラインを２０１５年１０月に稼働する予定です。


　※参考画像は添付の関連資料を参照


　今後も、新製法の確立等により、高い競争力を実現するものづくりを目指してまいります。


以上